新日本古典文学大系 明治編 24

樋口一葉集

明治を代表する女性作家の「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など16篇の小説と日記(抄)を収録.

樋口一葉集
著者 菅 聡子 校注 , 関 礼子 校注
ジャンル 書籍 > 単行本 > 新日本古典文学大系(明治編)
書籍 > シリーズ・講座・全集
シリーズ 新日本古典文学大系 明治編
刊行日 2001/10/15
ISBN 9784002402246
Cコード 0391
体裁 A5 ・ 上製 ・ 函入 ・ 576頁
在庫 品切れ
明治を代表する女性作家一葉は,零落した家の女戸主として日々の生活の糧を得るための苦闘のなかで鬱屈した思いを小説に託した.初めての作「闇桜」,《奇跡の期間》の「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など16篇の小説と,半井桃水・上田敏・川上眉山・斎藤緑雨らとの交流が描かれる「日記」を抄出で収める.

■解説

女性作家 樋口一葉
  菅聡子

十九世紀作家樋口一葉の樋口一葉
  関礼子


■月報

従兄幸作の死
  三枝和子

一葉と萩の舎
  鈴木淳

「小説神髄」と馬琴
  中野三敏

区切りとしての十九世紀
  十川信介

カランコロンカランコロン
  延広真治

晩年の成島柳北
  日野龍夫

書評情報

ビタミンママ vol.75
毎日新聞(朝刊) 2003年10月5日
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