世界史史料 6
ヨーロッパ近代社会の形成から帝国主義へ
18・19世紀
「二重革命」を経て帝国主義の時代へと向かうヨーロッパの変容を,多様な史料でたどる.索引付き.
18・19世紀,「二重革命」を経験したヨーロッパは大きく変動し,社会の中心は農村から都市へと移り,個人の人権が重視されるようになる.一方,普通選挙の確立,女性の諸権利獲得には遠く,他地域への優越が認識され,ナショナリズムの萌芽が見られた時期でもあった.ヨーロッパ近代の形成から帝国主義の時代への変容をたどる.