日中の120年 文芸・評論作品選 2

敵か友か

1925-1936

戦争へと傾く日中間で,相互理解が深まりつつも歪んでいくさまを与謝野晶子,芥川龍之介,魯迅,胡適らの作品に見る.

敵か友か
著者 張 競 , 村田 雄二郎 , 飯塚 容 編集協力 , 及川 淳子 編集協力 , 王 雪萍 編集協力 , 小野寺 史郎 編集協力 , 篠崎 美生子 編集協力 , 鈴木 将久 編集協力
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
書籍 > シリーズ・講座・全集
シリーズ 日中の120年 文芸・評論作品選
刊行日 2016/04/12
ISBN 9784000272223
Cコード 0398
体裁 A5 ・ 上製 ・ 326頁
在庫 品切れ

張作霖爆殺,満洲事変,第一次上海事変により,つかの間芽生えた協調の道は断たれ,敵対する両国は全面戦争への予兆に覆われる.戦間期といわれる時期,文人たちは何を見,予感したのか.与謝野晶子,佐藤春夫,郁達夫,芥川龍之介,林語堂,魯迅,胡適らの作品をとおして,日中間で相互理解が深まりながらも複雑に歪み,すれ違うさまを見る.

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