理工系数学のキーポイント 6

キーポイント 確率・統計

キーポイント 確率・統計
著者 和達 三樹 , 十河 清
ジャンル 書籍 > 自然科学書 > 数学
書籍 > シリーズ・講座・全集
シリーズ 理工系数学のキーポイント
刊行日 1993/02/22
ISBN 9784000078665
Cコード 3341
体裁 A5 ・ 184頁
定価 2,750円
在庫 在庫あり
理工系学生にとって,数学は必要不可欠な道具だが,どうも自信がもてない,と感じている学生が多い.このシリーズは,執筆者自身が学生時代に経験した数学の「難所」をいくつか選びだし,それらの攻略法を解説する.
編集にあたって
まえがき

ポイント1 確率・統計をなぜ勉強するのか

確率論と統計学/確率・統計は何のためにあるのか/確率・統計の歴史/まとめとして

ポイント2 確率変数と確率分布

確率変数とただの変数とはどう違う?/確率と確率分布/同じ行為を何度か行うとき/身長や体重の分布はどう表わされるか/銀行窓口で待たされるとき/平均と分散/高次のモーメントと母関数・特性関数

ポイント3 2項分布は「確率論」の始め

ゲームに始まる2項分布/2項分布の親としての超幾何分布

ポイント4 まれな現象はポアソン分布

ポアソン分布はどんな分布か/ポアソン分布の平均と分散/ポアソン分布の特性関数/2項分布の極限としてのポアソン分布/指数分布の裏としてのポアソン分布

ポイント5 正規分布はなぜ重要か

正規分布とはどんな分布か/正規分布の平均・分散および特性関数/中心極限定理とはどんな定理か/中心極限定理はなぜ成り立つのか/正規分布の応用あれこれ

ポイント6 データ処理と標本分布

整理されていないデータは誰も見てくれない/実験データから法則を発見する/「母集団と標本」という考え方/正規母集団から導かれる標本分布のいろいろ

ポイント7 検定・推定の実際

検定・推定の考え方/いろいろな検定・推定

ポイント8 確率過程とシミュレーション

ランダム・ウォーク/ランダム・ウォークの平均と分散/確率関数p(x,n)の正規分布による近似/p(x,n)の満たす差分方程式/乱数とその作り方/正規乱数とポアソン乱数/ランダム・ウォークのシミュレーション/確率論の発展


付表
正規分布
x2分布
t分布
F分布
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