日本思想という問題
翻訳と主体
異種混交的な現実を否認してきた国民主義の諸制度を解体し,新しい社会性にむけて試みられる理論的跳躍.
すでに他者へと開かれ,つねに異種混交であるわれわれの生の現実を否認してきた国民主義の諸制度が,今再審に付されている.日本思想・日本文化論等の知はもとより,文学,母語,主体性さえもが,ナショナリズムと人種主義の安逸に奉仕するものとして解体される.新しい社会性の構築に向けてなされる,目のくらむような理論的跳躍.
翻訳と主体
異種混交的な現実を否認してきた国民主義の諸制度を解体し,新しい社会性にむけて試みられる理論的跳躍.