コミュニティビジネスの時代

NPOが変える産業,社会,そして個人

豊富な事例とデータをもとに,新しい社会インフラとしてのコミュニティビジネスの可能性を探ってゆく.

コミュニティビジネスの時代
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著者 本間 正明 , 金子 郁容 , 山内 直人 , 大沢 真知子 , 玄田 有史
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2003/09/05
ISBN 9784000228343
Cコード 0036
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 262頁
在庫 品切れ
高齢少子化,リストラ,地域社会の疲弊…閉塞感が漂う中,新しい社会や経済のインフラとして急速に台頭してきているのが,NPOを軸としたコミュニティビジネスだ.介護サポート,子育てサポート,地域産業支援,まちづくりなど新産業と雇用を生み出している.豊富な事例とデータをもとに,その可能性を探ってゆく.

■著者からのメッセージ

 コミュニティビジネスの出発点は,身近な問題を解決したい,自分の技能や経験を役立てたいという気持ちをもつ人たちの出会いの場である.
 本書では,コミュニティビジネスの特性を整理し,期待される発展分野を明らかにする.また,最新のデータやシミュレーションによって,コミュニティビジネスの中心的担い手であるNPOの経済規模や経済効果,雇用創出効果などを示す. コミュニティビジネスやNPOは,停滞する日本経済にとって,数少ない「成長分野」である.コミュニティビジネスは,「公」=「官」というこれまでの日本社会を覆ってきた図式に替わる新しい「公」=「おおやけ」を創出するムーブメントでもあるということを示したいと思っている.
(金子郁容)


■編集部からのメッセージ

 年金崩壊,超高齢化・少子化,フリーター増加,デブレスパイラル……いまコミュニティが解決しようとしています.
 リストラ中高年,高齢者,主婦,若者などいままで社会的な弱者といわれてきた人々の間で,新しい生き方,新しい働き方がはじまっています.それは,新しい社会や経済のインフラとして急速に台頭してきている,NPOを軸としたコミュニティビジネスです.
 介護サポート,子育てサポート,地域産業支援,まちづくりなど新産業と雇用を続々と生み出し,低迷する日本経済の中で驚異的な成長をはたしています.これからの新しい社会の可能性を,豊富な事例とデータをもとに探ってゆきます.
【編集部 岩永泰造】
第1章 それはコミュニティからはじまった
  1 社会との新しいかかわり方
  2 コミュニティビジネスとは何か
  3 コミュニティビジネスの強みを生かす
  4 新しい「公」に向けて
第2章 NPOで働くということ
  1 NPOという出会い
  2 出会いの場はこうしてつくられる
  3 人はなぜNPOに魅かれるのか
  4 NPOがめざすコミュニティ
  5 NPOは甘くない
  6 リーダーがめざすもの
  7 NPOと企業・行政のこれから
  8 コミュニティから切り離された人々
  9 個人とNPO
第3章 コミュニティビジネスの経済効果
  1 社会を変革するフィメールDNA
  2 NPOが切り拓く新しい経済社会
  3 新たな経済主体としてのNPO
  4 コミュニティビジネスの今後の発展分野と経済規模
  5 コミュニティビジネスを支える地域通貨
  6 NPOが新しい社会の価値を作る主体となる
第4章 NPO・コミュニティビジネスの課題を考える
  1 個人にとっての課題
  2 企業にとっての課題
  3 行政にとっての課題
  4 NPO自身の課題
  5 課題を克服するために
第5章 いかに実現させてゆくか:開かれた制度改革へ
  1 個人が参加しやすくする
  2 企業とNPOとのパートナーシップをつくる
  3 行政とNPOのパートナーシップをつくる
  4 コミュニティビジネス発展のためにどう制度を改革するか
  5 寄付制度を見直す
コラム NPOは生き残れるか?:公益法人改革の根本的な問題点おわりに

書評情報

ESP 2004年9月号
日本経済新聞(朝刊) 2003年12月7日
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