18世紀の江戸文芸

雅と俗の成熟

近世の文化がもっとも成熟した様相を示した18世紀を中心に,新しい文化史観に基づく江戸文学論.

18世紀の江戸文芸
著者 中野 三敏
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 1999/01/26
ISBN 9784000233378
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 360頁
在庫 品切れ
近世文化は伝統文芸の「雅」と俗文芸の「俗」との2つの領域でとらえ得る.この2つがもっともバランスよく保たれた「雅俗融和」,すなわち文化の成熟という視点からみると,従来,過渡期として把握されていた享保から寛政期の18世紀こそが近世文化の最盛期とみるべきではないか.新しい文化史観に基づく江戸文学論.
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