二重の炎
愛とエロティシズム
文明論と文学論を交錯させながら,目も眩むような鮮やかな手法で人間存在の核心を縦横に論じた最高の傑作.
詩人として作家として現代文学のなかに屹立する巨人オクタビオ・パス.本書は,政治論・文明論と文学論を交錯させつつ,愛とエロティシズムをめぐって,その思索を集大成させたパス文学の到達点.博識,生気,熱気にあふれ,愛と性愛という人間存在の根源を縦横に論じる.著者のエッセンスがみごとに凝縮した小さな大著.
愛とエロティシズム
文明論と文学論を交錯させながら,目も眩むような鮮やかな手法で人間存在の核心を縦横に論じた最高の傑作.