裏切りの晩餐

恋仲だった二人のスパイの突然の破局,その裏で進行していた恐るべき裏切り--.誰にも予想できない衝撃のラスト!

裏切りの晩餐
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著者 オレン・スタインハウアー , 上岡 伸雄
ジャンル 書籍 > 単行本 > 文学・文学論
刊行日 2016/04/21
ISBN 9784000222310
Cコード 0098
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 288頁
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
過去を振り捨て,母親として平穏な人生を送っていた元CIAのスパイ,シーリア・ファヴロー.そこへ突然,かつて恋仲だった同僚ヘンリー・ペラムが訪ねてくる.久々の再会は,ウィーン国際空港でのテロ事件の真相をめぐる手に汗握る心理戦へと転じていく――映画化も決定したオレン・スタインハウアーの最新作!

■編集部からのメッセージ

スパイ小説の巨匠,ジョン・ル・カレに続く注目株と評価の高いオレン・スタインハウアー.『裏切りの晩餐』は映画化も決定した氏の最新作です.
舞台はカリフォルニアのレストラン,ランデブー.ここで元CIAのスパイだったシーリア・ファヴローと,恋仲にあった同僚スパイ,ヘンリー・ペラムが久々に再会します.過去を振り捨て,今では夫と二人の子供と平穏な人生を送っているシーリア.5年ぶりの出会いに話が弾みますが,ウィーン国際空港でのテロ事件に話題が及ぶや,会話は一気に手に汗握る心理戦へと展開し,そして――.
レストランのテーブルを挟んですべてが起こるというユニークな構成,そして誰もが「やられた!」と感じる衝撃のラスト.シーリア,ヘンリーの緻密な人物描写が物語に生彩を与えていて,単なるスパイ小説に終わっていないところも読後感を一層味わい深いものにしています.映画化も決定している最上級のエンタテイメント,ぜひお楽しみください.

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『裏切りの晩餐』は素晴らしい傑作である.全世界を飛び回り,アクションシーンに満ちているスパイ小説もあるが,これは一回の夕食に焦点を当てながら,皿にサスペンスがたっぷり盛られているのだ.
(ワシントン・ポスト)

スタインハウアー氏はスパイをめぐる息詰まる物語とリアルなディナー・テーブルの会話とをつなぎ合わせ,バランスを取るという難しい仕事を見事にやり遂げている.
(ニューヨーク・タイムズ)
オレン・スタインハウアー(Olen Steinhauer)
作家.メリーランド州ボルティモア生まれ.エマーソン大学卒.2003年発表の『嘆きの橋』で作家としての地歩を固める.2009年にはCIAを舞台としたスパイ小説『ツーリスト』がアメリカでベストセラーとなった.

訳:上岡伸雄(かみおか のぶお)
学習院大学文学部英語英米文化学科教授.現代アメリカ文学.著書に『ニューヨークを読む』他.訳書にドン・デリーロ『墜ちてゆく男』,フィリップ・ロス『ダイング・アニマル』,H.ブルース・フランクリン『最終兵器の夢』,ジョン・ル・カレ『われらが背きし者』(共訳)など多数.
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