グアバの香り
ガルシア=マルケスとの対話
ノーベル賞作家が長年の親友に,自らの人生や作品について縦横に語り尽くす.エピソード満載の名対談.
ノーベル賞作家にして稀代の語り部ガルシア=マルケスが,長年の親友である作家・ジャーナリストのメンドーサを相手に膝を交えて語り尽くす,自らの生い立ち,家族,文学への目覚め,習作時代,いかにして『百年の孤独』は生まれたか,そして成功後の名声がもたらしたもの,…….作家と作品をより深く知る上で必読のエピソードが満載の1982年の名対談,初完訳.
一章 生い立ち
二章 家族
三章 仕事
四章 自己形成
五章 読書と影響
六章 作品
七章 待機
八章 『百年の孤独』
九章 『族長の秋』
十章 現在
十一章 政治
十二章 女性
十三章 迷信,こだわり,嗜好
十四章 名声と著名人
解説……木村榮一
二章 家族
三章 仕事
四章 自己形成
五章 読書と影響
六章 作品
七章 待機
八章 『百年の孤独』
九章 『族長の秋』
十章 現在
十一章 政治
十二章 女性
十三章 迷信,こだわり,嗜好
十四章 名声と著名人
解説……木村榮一
ガブリエル・ガルシア=マルケス(Gabriel García Márquez)
1928年,コロンビアのアラカタカ生まれ.現代ラテンアメリカ文学を代表する作家.82年,ノーベル文学賞受賞.
ボゴタ大学法学部中退後,新聞『エル・ウニベルサル』『エル・エスペクタドール』などで記者を務め,特派員としてヨーロッパ各地を取材する.55年,『落葉』発表.67年刊行の『百年の孤独』が《魔術的リアリズム》の作品として大きな反響を呼び,ラテンアメリカ文学の世界的な大《ブーム》を呼び起こすきっかけとなる.その後も『族長の秋』『予告された殺人の記録』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』『わが悲しき娼婦たちの思い出』など話題作を発表.ほかにノンフィクション『戒厳令下チリ潜入記』 『物語の作り方』や,全三部作と言われる自伝の第一作『生きて,語り伝える』など.日本語訳多数.
プリニオ・アプレーヨ・メンドーサ(Plinio Apuleyo Mendoza)
1932年,コロンビアのトゥンハ生まれ.作家,ジャーナリスト.
パリのソルボンヌ大学で政治学を学ぶ.フランスでコロンビア大使館の一等書記官を務めつつ,ジャーナリズム関連の仕事をする.コロンビアに帰国し,ガルシア=マルケスとともにキューバ国営通信社プレンサ・ラティーナのボゴタ支局に勤めた後,ジャーナリストとして活躍.国内のジャーナリズム賞を多数受賞.主な著書に,Manual del perfecto idiota latinoamericanoなど.
木村榮一(きむら・えいいち)
1943年,大阪生まれ.スペイン文学・ラテンアメリカ文学翻訳者.神戸市外国語大学イスパニア学科卒,同大学教授,学長を経て,現在,神戸市外国語大学名誉教授.
主な著書に,『ドン・キホーテの独り言』『ラテンアメリカ十大小説』『翻訳に遊ぶ』など.主な訳書に,コルタサル『悪魔の涎・追い求める男』,バルガス=リョサ『緑の家』『若い小説家に宛てた手紙』,アジェンデ『精霊たちの家』,フエンテス『アウラ・純な魂』,パス『二重の炎』(共訳)『もうひとつの声』,ボルヘス『エル・アレフ』,ガルシア=マルケス『物語の作り方』『わが悲しき娼婦たちの思い出』『コレラの時代の愛』,リャマサーレス『黄色い雨』,ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』,パハーレス『螺旋』など多数.
1928年,コロンビアのアラカタカ生まれ.現代ラテンアメリカ文学を代表する作家.82年,ノーベル文学賞受賞.
ボゴタ大学法学部中退後,新聞『エル・ウニベルサル』『エル・エスペクタドール』などで記者を務め,特派員としてヨーロッパ各地を取材する.55年,『落葉』発表.67年刊行の『百年の孤独』が《魔術的リアリズム》の作品として大きな反響を呼び,ラテンアメリカ文学の世界的な大《ブーム》を呼び起こすきっかけとなる.その後も『族長の秋』『予告された殺人の記録』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』『わが悲しき娼婦たちの思い出』など話題作を発表.ほかにノンフィクション『戒厳令下チリ潜入記』 『物語の作り方』や,全三部作と言われる自伝の第一作『生きて,語り伝える』など.日本語訳多数.
プリニオ・アプレーヨ・メンドーサ(Plinio Apuleyo Mendoza)
1932年,コロンビアのトゥンハ生まれ.作家,ジャーナリスト.
パリのソルボンヌ大学で政治学を学ぶ.フランスでコロンビア大使館の一等書記官を務めつつ,ジャーナリズム関連の仕事をする.コロンビアに帰国し,ガルシア=マルケスとともにキューバ国営通信社プレンサ・ラティーナのボゴタ支局に勤めた後,ジャーナリストとして活躍.国内のジャーナリズム賞を多数受賞.主な著書に,Manual del perfecto idiota latinoamericanoなど.
木村榮一(きむら・えいいち)
1943年,大阪生まれ.スペイン文学・ラテンアメリカ文学翻訳者.神戸市外国語大学イスパニア学科卒,同大学教授,学長を経て,現在,神戸市外国語大学名誉教授.
主な著書に,『ドン・キホーテの独り言』『ラテンアメリカ十大小説』『翻訳に遊ぶ』など.主な訳書に,コルタサル『悪魔の涎・追い求める男』,バルガス=リョサ『緑の家』『若い小説家に宛てた手紙』,アジェンデ『精霊たちの家』,フエンテス『アウラ・純な魂』,パス『二重の炎』(共訳)『もうひとつの声』,ボルヘス『エル・アレフ』,ガルシア=マルケス『物語の作り方』『わが悲しき娼婦たちの思い出』『コレラの時代の愛』,リャマサーレス『黄色い雨』,ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』,パハーレス『螺旋』など多数.
書評情報
読売新聞(朝刊) 2015年3月22日
読売新聞(夕刊) 2014年6月23日
週刊読書人 2014年3月14日号
NHKラジオテキスト「まいにちスペイン語」 2014年1月号
ラティーナ 2014年1月号
サンデー毎日 2013年12月8日号
BOOK CLUB KAI Newsletter Vol.92(2013年冬)
日本経済新聞(夕刊) 2013年11月6日
読売新聞(夕刊) 2014年6月23日
週刊読書人 2014年3月14日号
NHKラジオテキスト「まいにちスペイン語」 2014年1月号
ラティーナ 2014年1月号
サンデー毎日 2013年12月8日号
BOOK CLUB KAI Newsletter Vol.92(2013年冬)
日本経済新聞(夕刊) 2013年11月6日