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2020.10.01
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岩波科学ライブラリー 100
外国語学習に成功する人,しない人
第二言語習得論への招待
本当に有効な外国語学習法とは? 「外国語が身につく」とき,学習者にはどんな変化がおきている?
著者 | 白井 恭弘 著 |
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ジャンル | 書籍 > 自然科学書 > 岩波科学ライブラリー 書籍 > 岩波科学ライブラリー > 人間・心理 日本十進分類 > 自然科学 |
シリーズ | 岩波科学ライブラリー |
刊行日 | 2004/10/20 |
ISBN | 9784000066006 |
Cコード | 0380 |
体裁 | B6 ・ 並製 ・ カバー ・ 132頁 |
在庫 | 品切れ |
巷には語学の教材や学習法の情報があふれているが,本当に有効な外国語学習法とはどんなものだろうか.「外国語が身につく」とき,学習者にはどんな変化がおきているのだろう.言語学や心理学からの知見を基盤としながらも独自の研究分野として発展してきた「第二言語習得研究」の最前線を紹介する.
■編集部からのメッセージ
現代のスポーツ選手は,理論とデータにもとづく最新のスポーツ科学の成果を取り入れたトレーニングをおこなっています.外国語学習にも,実証的・科学的な研究を積み重ねてきた「第二言語(=外国語)習得」という学問分野があるのをご存知でしょうか.本書は,第二言語習得論がどういうもので,これまでに何を明らかにしてきたかを,この分野の第一人者である著者がわかりやすく解説したものです.
過熱する一方の外国語(とくに英語)学習ブームに乗って,目新しい学習法をうたった教材が次々と市場に送り出されていますが,本当に効果のあるものを見極めるためにも,さらに効果的な学習法を開発するためにも,おおいに参考になるでしょう.
■編集部からのメッセージ
現代のスポーツ選手は,理論とデータにもとづく最新のスポーツ科学の成果を取り入れたトレーニングをおこなっています.外国語学習にも,実証的・科学的な研究を積み重ねてきた「第二言語(=外国語)習得」という学問分野があるのをご存知でしょうか.本書は,第二言語習得論がどういうもので,これまでに何を明らかにしてきたかを,この分野の第一人者である著者がわかりやすく解説したものです.
過熱する一方の外国語(とくに英語)学習ブームに乗って,目新しい学習法をうたった教材が次々と市場に送り出されていますが,本当に効果のあるものを見極めるためにも,さらに効果的な学習法を開発するためにも,おおいに参考になるでしょう.
【編集部 浜門麻美子】
プロローグ
1 日本人はなぜ英語が下手なのか―その1 動機づけ
2 日本人はなぜ英語が下手なのか―その2 母語の影響
3 外国語学習に成功する人,しない人
4 外国語が身につくとはどういうことか
5 どんな学習法なら効果があがるのか
付録 知っておきたい外国語学習のコツ
おわりに
参考文献
1 日本人はなぜ英語が下手なのか―その1 動機づけ
2 日本人はなぜ英語が下手なのか―その2 母語の影響
3 外国語学習に成功する人,しない人
4 外国語が身につくとはどういうことか
5 どんな学習法なら効果があがるのか
付録 知っておきたい外国語学習のコツ
おわりに
参考文献
白井恭弘(しらい やすひろ)
上智大学外国語学部英語学科卒業.浦和市立高校教諭(在職中に早稲田大学専攻科英語英文学専攻修了)を経て,カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学,修士課程(英語教授法専攻),博士課程(応用言語学専攻)修了,Ph.D.(応用言語学).大東文化大学外国語学部英語学科助教授,カーネギーメロン大学現代語学科客員准教授,コーネル大学現代語学科助教授,同大学アジア研究学科准教授,香港中文大学日本研究学科客員教授などを経て,現在ピッツバーグ大学言語学科教授.言語科学会会長.
共編著にThe acquisition of lexical and grammatical aspect (Mouton de Gruyter), The L2 acquisition of tense-aspect morphology (John Benjamins)などがある.学術誌First Languageの共同編集者,Studies in Second Language Acquisitionの編集委員を務める.
ホームページ http://www.linguistics.pitt.edu/people/faculty/shirai.htm
この本に関する情報 http://www.pitt.edu/~yshirai/iwanami.html
上智大学外国語学部英語学科卒業.浦和市立高校教諭(在職中に早稲田大学専攻科英語英文学専攻修了)を経て,カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学,修士課程(英語教授法専攻),博士課程(応用言語学専攻)修了,Ph.D.(応用言語学).大東文化大学外国語学部英語学科助教授,カーネギーメロン大学現代語学科客員准教授,コーネル大学現代語学科助教授,同大学アジア研究学科准教授,香港中文大学日本研究学科客員教授などを経て,現在ピッツバーグ大学言語学科教授.言語科学会会長.
共編著にThe acquisition of lexical and grammatical aspect (Mouton de Gruyter), The L2 acquisition of tense-aspect morphology (John Benjamins)などがある.学術誌First Languageの共同編集者,Studies in Second Language Acquisitionの編集委員を務める.
ホームページ http://www.linguistics.pitt.edu/people/faculty/shirai.htm
この本に関する情報 http://www.pitt.edu/~yshirai/iwanami.html
書評情報
新英語教育 2005年9月号
使える英語の学び方 2005年3月17日
英語教育 2005年3月号
認知科学 Vol.12 No.1(2005年3月)
月刊言語 2005年2月号
日本語学 2005年2月号
月刊日本語 2005年1月号
第二言語としての日本語の習得研究 2004年7号
使える英語の学び方 2005年3月17日
英語教育 2005年3月号
認知科学 Vol.12 No.1(2005年3月)
月刊言語 2005年2月号
日本語学 2005年2月号
月刊日本語 2005年1月号
第二言語としての日本語の習得研究 2004年7号