電子書籍対応
岩波科学ライブラリー

仲間とかかわる心の進化

チンパンジーの社会的知性

仲間と協力する.仲間をあざむく.高度な知性をもったがために,心の病を患う可能性すらあるチンパンジー.

仲間とかかわる心の進化
このエントリーをはてなブックマークに追加
著者 平田 聡
通し番号 214
ジャンル 書籍 > 自然科学書
書籍 > 自然科学書 > 岩波科学ライブラリー
書籍 > 岩波科学ライブラリー > 人間・心理
シリーズ 岩波科学ライブラリー
刊行日 2013/10/04
ISBN 9784000296144
Cコード 0345
体裁 B6 ・ 並製 ・ カバー ・ 126頁
在庫 在庫あり
仲間と協力する.仲間をあざむく.高度な知性をもったがために,心の病を患う可能性すらあるチンパンジー.その社会的知性は進化の産物で本能に支えられてはいるけれども,年長者や他の子どもとのつきあいの中で経験と学習をしなければ育たない.かれらの知性の柔軟さともろさは私たち人間に何を教えてくれるのだろう.


■内容紹介
 社会的な動物である人間には,他者とかかわるための知性がそなわっています.誰かと協力して一人ではできないことをやりとげること.仲間を出し抜いて自分が得をするように行動すること.どちらも他者の心の中を推測し,結果を予測する知性なくしてはできないことです.それでは,進化的に人間にもっとも近いチンパンジーは,仲間と協力したり,仲間をだましたりすることができるのでしょうか.気鋭の霊長類学者が巧妙な実験を通してその答えを追究し,知性の進化の道筋に迫ります.
1 協力とあざむき
2 親から学ぶ,仲間から学ぶ
3 他者を理解する
4 生まれる前から
5 母性――本能と経験と
6 社会的知性はどう育つ
平田 聡(ひらた さとし)
1973年生まれ,広島県出身.1996年京都大学理学部卒業,2001年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了.博士(理学).日本学術振興会特別研究員,林原生物化学研究所類人猿研究センター 主任研究員・主席研究員,京都大学霊長類研究所特定准教授をへて,2013年9月より京都大学野生動物研究センター教授.専門は霊長類学,比較認知科学.ヒトとチンパンジーの比較を通して社会的知性の起源を研究している.日本霊長類学会高島賞,日本心理学会国際賞,日本学術振興会賞,日本学士院学術奨励賞を受賞.

書評情報

毎日新聞(朝刊) 2017年12月24日
読売新聞(朝刊) 2013年11月10日

電子書籍

価格は各電子書籍書店にてご確認ください

ページトップへ戻る