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ソクラテス

ソクラテスはなぜ毒杯を仰がねばならなかったか.この問いは知を愛するとは,人間はいかに生くべきかという問題につながっている.

ソクラテス
著者 田中 美知太郎
通し番号 青版 C-19
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 哲学・思想
刊行日 1957/01/17
ISBN 9784004120193
Cコード 0210
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 236頁
在庫 在庫あり
ソクラテスはなぜ毒杯を仰がねばならなかったか.この問いは,知を愛するとはどういうことか,人間はいかに生くべきかという問題につながっている.著者は,最新の研究にもとづき,ソクラテスの生活,その啓蒙思想,ダイモン,哲学を検討するとともに,アテナイの情報を明らかにすることにより,この問題に肉薄する.
一 何をどこまで知ることができるか
二 生活的事実
三 啓蒙思想の流れに
四 ダイモンに憑かれて
五 デルポイ神託の謎
六 哲学
七 死まで
田中美知太郎(たなかみちたろう)
 1902-1985年
 1926年京都大学文学部卒業
 専攻―西洋古代哲学
 著書―『古典への案内』(岩波新書)『ロゴスとイデア』『善と必然との間に』『哲学初歩』『ギリシア語入門』(共著)『アクロポリス』『人生論風に』『田中美知太郎全集』(全14巻)『学問論』『ツキュディデスの場合』『時代と私』『プロティノス,ポルピュリオス,プロクロス』(編訳解説)
 訳書―プラトン『テアイテトス』(岩波文庫)『原典ソクラテスの弁明(校注)』『パルメニデス』『ピレポス』(2点『プラトン全集』)『パイドロス』『ゴリギアス』(2点,共訳『プラトン著作集』),『ギリシア劇集』(編訳)プロチノス『善なるもの―なるもの』『ヘラクレイトスの言葉』

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