-
2022.06.30
電子書籍対応
物理学とは何だろうか (下)
現代文明を築きあげた基礎科学の一つである物理学という学問は,いつ,だれが,どのようにして考え出したものであろうか.十六世紀から現代まで,すぐれた頭脳の中に芽生えた物理学的思考の原型を探り,その曲折と飛躍のみちすじを明らかにしようとする.著者は本書の完成を目前に逝去,下巻は遺稿として刊行された.
第Ⅲ章
1 近代原子論の成立
ドルトンの原子論
気体の法則、化学反応の法則
2 熱と分子
熱のにない手は何か
熱学的な量と力学的な量
分子運動の無秩序性
3 熱の分子運動論完成の苦しみ
マックスウェルの統計の手法
エントロピーの力学的把握
ロシュミットの疑義
力学法則と確率
平均延べ時間(滞在時間)
エルゴード性を支えとして
ロシュミットの疑問の解明
物理学生のための補足
二十世紀への入口
引用出典
科学と文明
解説 松井巻之助
1 近代原子論の成立
ドルトンの原子論
気体の法則、化学反応の法則
2 熱と分子
熱のにない手は何か
熱学的な量と力学的な量
分子運動の無秩序性
3 熱の分子運動論完成の苦しみ
マックスウェルの統計の手法
エントロピーの力学的把握
ロシュミットの疑義
力学法則と確率
平均延べ時間(滞在時間)
エルゴード性を支えとして
ロシュミットの疑問の解明
物理学生のための補足
二十世紀への入口
引用出典
科学と文明
解説 松井巻之助