ジャズと生きる
ジャズ・ピアニストとして,またビッグバンド・リーダーとして国際的に活躍する在米の著者による興味深い自伝.
満州からの引揚げ後,ジャズ・ピアニストの道を歩み出した少女は,才能と幸運に恵まれて,1956年,憧れの米国留学を果たし,本場ニューヨークで注目を浴びる.だが,立ちはだかる人種や性の壁,そして出産・離婚….作曲・編曲家,ビッグバンド・リーダーとしても国際的に活躍する在米の著者が,波乱に満ちた過去を初めてつづる自伝.
書評情報
読売新聞(朝刊) 2003年11月2日