読みなおし日本文学史

歌の漂泊

漂泊する神の歌が生みだす文芸の数々.気鋭の詩人が文学史を一つの生命の流れとして大胆に捉えなおす.

読みなおし日本文学史
著者 高橋 睦郎
通し番号 新赤版 550
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 文学
刊行日 1998/03/20
ISBN 9784004305507
Cコード 0295
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 226頁
在庫 品切れ
古えには神聖にして神のものとされていた歌.その歌が,先進大陸文化の詩の到来によってその座をおわれた時,歌のさすらいは始まった.歌が放浪漂泊する中で,物語・連歌・俳諧・能・歌舞伎等々を生みだしてゆく歴史,それが日本の文学史だ.気鋭の詩人が,一つの生命の流れとして文学史を大胆に捉えなおす.想像力豊かな読みの冒険.
ページトップへ戻る