ソウルの風景
記憶と変貌
2000年秋，21年振りで再びソウルに長期滞在した著者が出会い，記憶とともにみつめ直した韓国の姿．
南北首脳会談の実現，大統領のノーベル賞受賞に沸いた2000年の韓国．激動の1979年を過ごしたソウルに再び長期滞在した著者が出会ったものとは何か．高度消費社会と伝統回帰，「北」をめぐる映画，「光州事件」，「日本文化開放」と元従軍慰安婦の集会…人々の姿，肉声から，「近くて遠い隣国」の今が幾重にも映し出される．
プロローグ
１ 大衆消費社会の到来
２ 伝統的なるものの行方
３ 北をめぐる映像
４ 金大中のノーベル賞受賞
５ 聖域となった光州
６ 日本の影
７ 二人の作家
８ 水曜集会
９ 歴史と他者
あとがき
１ 大衆消費社会の到来
２ 伝統的なるものの行方
３ 北をめぐる映像
４ 金大中のノーベル賞受賞
５ 聖域となった光州
６ 日本の影
７ 二人の作家
８ 水曜集会
９ 歴史と他者
あとがき
四方田犬彦 (よもたいぬひこ)
1953年西宮市に生まれる
東京大学人文系大学院博士課程修了
1979年建国大学客員教授として1年間ソウルに滞在．帰国後，韓国映画の紹介と連続上映に関わる
現在─明治学院大学教授
専攻─映画史・比較文化
著書─『映画史への招待』『日本の女優』『アジアのなかの日本映画』(以上，岩波書店)
『われらが〈他者〉なる韓国』(平凡社ライブラリー)，『電影風雲』(白水社)，『回避と拘泥』(立風書房)，『貴種と転生・中上健次』『漫画原論』(ともにちくま学芸文庫)，『月島物語』(集英社)，『モロッコ流謫』(新潮社) など
訳書─エドワード・W・サイード『パレスチナに帰る』(作品社) など
1953年西宮市に生まれる
東京大学人文系大学院博士課程修了
1979年建国大学客員教授として1年間ソウルに滞在．帰国後，韓国映画の紹介と連続上映に関わる
現在─明治学院大学教授
専攻─映画史・比較文化
著書─『映画史への招待』『日本の女優』『アジアのなかの日本映画』(以上，岩波書店)
『われらが〈他者〉なる韓国』(平凡社ライブラリー)，『電影風雲』(白水社)，『回避と拘泥』(立風書房)，『貴種と転生・中上健次』『漫画原論』(ともにちくま学芸文庫)，『月島物語』(集英社)，『モロッコ流謫』(新潮社) など
訳書─エドワード・W・サイード『パレスチナに帰る』(作品社) など
書評情報
リテレール別冊19ことし読む本いち押しガイド2004 2003年12月号
週刊朝日 2002年7月19日号
週刊朝日 2002年4月5日号
person 2002年1月号
月刊プレイボーイ 2002年1月号
しにか 2001年12月号
論座 2001年12月号
朝日新聞（朝刊） 2001年11月25日
河北新報（朝刊） 2001年11月18日
岐阜新聞（朝刊） 2001年11月18日
週刊文春 2001年11月15日号
山形新聞（朝刊） 2001年11月11日
信濃毎日新聞（朝刊） 2001年11月11日
週刊朝日 2002年7月19日号
週刊朝日 2002年4月5日号
person 2002年1月号
月刊プレイボーイ 2002年1月号
しにか 2001年12月号
論座 2001年12月号
朝日新聞（朝刊） 2001年11月25日
河北新報（朝刊） 2001年11月18日
岐阜新聞（朝刊） 2001年11月18日
週刊文春 2001年11月15日号
山形新聞（朝刊） 2001年11月11日
信濃毎日新聞（朝刊） 2001年11月11日
受賞情報
第50回日本エッセイスト・クラブ賞
