山内一豊と千代

戦国武士の家族像

山内一豊と千代の関係は,「内助の功」ではなく,盟友であった戦国武士の夫婦の典型例であることを説く.

山内一豊と千代
著者 田端 泰子
通し番号 新赤版 974
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 日本史
刊行日 2005/10/20
ISBN 9784004309741
Cコード 0221
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 270頁
在庫 品切れ
土佐藩初代藩主,山内一豊の妻・千代は,名馬を買うためにお金を提供して,夫の立身出世を支えた「内助の功」で知られる.しかし,二人の関係は,盟友(パートナー)であった戦国武士の夫婦のあり方を示す典型例であることを,毛利元就や池田恒興・輝政の例などにもふれながら,最新の女性史研究の成果に基づいて明らかにする.

書評情報

しんぶん赤旗 2006年1月15日
日本経済新聞(朝刊) 2005年11月6日
読売新聞(朝刊) 2005年10月30日
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