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いじめを考える

精神科医である著者が,ある高校生との対話を通して,いじめ問題の深層をとらえ,人権という観点から解決への糸口をさぐります.

いじめを考える
著者 なだ いなだ
通し番号 271
ジャンル 書籍 > 岩波ジュニア新書 > 生活・生き方
刊行日 1996/06/20
ISBN 9784005002719
Cコード 0236
体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 204頁
在庫 品切れ
いじめ問題が深刻化するなかで,私たちはどう考え,行動したらよいのでしょうか.日本では昔からあったいじめが,人権意識の高まりとともに,大人の社会では少しずつ減るほうに向かったが,学校という場には残ってしまった-こう考える著者が,ある高校生との対話を通して問題の深層をとらえ,解決への糸口をさぐります.
はじめに

第一章 昔に〈いじめ〉はあったか──〈いじめ〉の定義

第二章 昔にはどのような〈いじめ〉が……

第三章 〈いじめ〉はどこに行ったか

第四章 そして学校だけに残った

第五章 〈いじめ〉の心理

第六章 増えているから問題なのか

第七章 処方せん──〈いじめ〉をなくすために

  あとがき
なだ いなだ
1929年東京都生まれ.1953年慶應義塾大学医学部卒業.現在,作家・精神科医.『権威と権力』『民族という名の宗教』(以上岩波新書),『れとると』『親子って何だろう』『娘の学校』『人間,この非人間的なもの』『なだいなだ全集』(全12巻)『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』など著書多数.
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