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わらしべ長者

日本民話選

「かにむかし」「こぶとり」「ききみみずきん」など,人びとの間に語り伝えられてきた民話22篇を,その語り口を生かして再話.

わらしべ長者
著者 木下 順二 , 赤羽 末吉
通し番号 57
ジャンル 書籍 > 児童書 > 岩波少年文庫
対象年齢 > 小学4・5年から
刊行日 2000/08/18
ISBN 9784001140576
Cコード 8393
体裁 その他・規格外 ・ 372頁
在庫 在庫あり
人びとの間に,文字ではなくことばによって語り伝えられてきた民話のかずかず.その語り口を可能な限り生かした〈民話の文体〉を,という試みによって再話された民話集.ユーモアと知恵にあふれ,古くからよく知られてきた「かにむかし」「こぶとり」「天人女房」「ききみみずきん」など,22篇を収録.
かにむかし ─さるかに─

ツブむすこ

こぶとり

腰折れすずめ

ガニガニ コソコソ

見るなのざしき

豆コばなし

わらしべ長者

大工と鬼六

あとかくしの雪

瓜コとアマンジャク

ききみみずきん

なら梨とり

うばっ皮

木竜うるし

みそ買い橋

たぬきと山伏

びんぼうがみ

山のせいくらベ

彦市ばなし

三年寝太郎

天人女房

作者のことば
作者 木下順二(キノシタ・ジュンジ)
 1914-2006
 劇作家.東京に生まれ,中学・高校は熊本で過ごす.東大英文科卒業.1949年に発表した『夕鶴』は,山本安英によって公演回数1000回を越え,話題になった.他に『おんにょろ盛衰記』『オットーと呼ばれる日本人』など.また,馬に対する特別の愛情を語る『ぜんぶ馬の話』もある.

画 赤羽末吉(アカバ・スエキチ)
 1910-90
 東京生まれ.1932年に旧満州へ渡り,47年帰国.初山滋の「コドモノクニ」に出会い,絵を描き始め,日本独自の絵本の方向を探った.『王さまと九人のきょうだい』『スーホの白い馬』『白いりゅう 黒いりゅう』など,多くの作品がある.国際アンデルセン賞ほか数多く受賞.

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