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岩波少年文庫

秘密の花園 (下)

(全2巻)

孤児になったメアリがおじさんの家でみつけた秘密とは.「小公女」「小公子」の作者バーネットの傑作.

秘密の花園 (下)
著者 バーネット , 山内 玲子
通し番号 125
ジャンル 書籍 > 児童書 > 岩波少年文庫
シリーズ 岩波少年文庫
刊行日 2005/03/16
ISBN 9784001141252
Cコード 8397
体裁 その他・規格外 ・ 268頁
在庫 在庫あり
遠いインドで一度に父母を失ったメアリは,会ったこともない,イギリスの片田舎のおじさんの家にひきとられました.その大きく薄暗いお屋敷には,入口の鍵がかかったまま,10年間誰も入ったことがないという「秘密の庭」がありました…….自然にふれて,次第に心身ののびやかさを取り戻していく子どもたちの物語.
15 巣づくり

16 け ん か

17 かんしゃくの発作

18 「ぐずぐずしとったらいけんよ」

19 「春がきた!」

20 「ぼくは生きるよ、いつまでも、いつまでも!」

21 ベン・ウェザスタッフ

22 太陽が沈んだとき

23 魔 法

24 「笑わせておきなさい」

25 カーテン

26 「おっ母さんだ!」

27 「お庭にいますよ!」

訳者あとがき
作者 フランシス・ホジソン・バーネット
 1849-1924
 イギリスのマンチェスターに生まれ,3歳の時に父を失う.小さい時から文章を書くのが好きだった.16歳の時,一家はおじを頼ってアメリカに渡った.貧しい家計を助けるため原稿を売ることを思いつき,投稿した物語が雑誌に掲載されて,18歳で作家としての活動をはじめる.24歳で結婚した後もつぎつぎと作品を発表.大人向けの長編『ローリーの娘』でイギリスでも評価されるようになり,『小公子』『小公女』での大成功によって,作家としての地位を確立した.『秘密の花園』は,出版同時はあまり評判にならなかったが,今日では,バーネットの最高傑作とされている.

訳者 山内玲子(ヤマノウチ・レイコ)
 翻訳家.津田塾大学を卒業後,アメリカに留学.イギリスのケンブリッジに9年間在住.訳書に『とびきりすてきなクリスマス』(リー・キングマン作,バーバラ・クーニー絵),『妖精ディックのたたかい』(K.M.ブリッグズ作),『妖精にさらわれた男の子──アイルランドの昔話』(W.B.イェイツ作,ニール・フィリップ編),『アレックと幸運のボート』(リー・キングマン作)など.共著書に『イギリス』(新潮社)がある.20年にわたりイギリスの木口木版画を扱う〈あ・り・す〉を運営していた.

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