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岩波少年文庫

宇治拾遺ものがたり

こぶとりや腰折れ雀をはじめ,美しい話,こわい話が集められた鎌倉時代の説話集からふしぎな物語47編.(改版)

宇治拾遺ものがたり
著者 川端 善明
通し番号 569
ジャンル 書籍 > 児童書 > 岩波少年文庫
シリーズ 岩波少年文庫
刊行日 2004/10/15
ISBN 9784001145694
Cコード 8393
体裁 その他・規格外 ・ 300頁
在庫 在庫あり
こぶとりや腰折れ雀をはじめ,鬼や狐の活躍する話,美しい話,こわい話が集められた鎌倉時代の説話集から,昔も今も変わらない人の心のふしぎさを描いた小さな物語47編.
はじめに──宇治拾遺物語について──

ひらたけ法師

こぶとり

伴大納言の話

待たれた旅人

稚児とおはぎ

地蔵に会った尼さん

鬼に会った修行者

大食の聖

金峰山の金を盗んだ話

隣りのお葬式

式神の呪い

卒塔婆の血

大力学士と相撲取り

大どろぼうの大太郎

帰ってきた死人

腰折れ雀

狐の話 二つ

石橋の下の蛇

三河入道の出家

進命婦のこと

しんらつ蔵人

魚食の僧

おかしな暦

地獄へいったお地蔵さま

柩のなかの尼

うんぷてんぷふりわけ双六

小さな大きいおくりもの

ゆあみ観音

大食中納言

信貴山のものがたり

仏を射た猟師の話

ばくちうちの聟入り

猿神退治

蔵人頓死

海賊発心

にせ入水往生縁起

吉野山の鬼

新しい仏さま

穀断ち聖が逃げだした

近衛の中将誘拐事件

陽成院の化物

一条桟敷屋の鬼

夢を買った話

美しく恐ろしい人質

海賊を追い返した矢

相応和尚の話

仁戒上人のこと

あとがき
川端善明 (かわばたよしあき)
 1933~
 京都大学名誉教授.京都大学文学部大学院修了.専攻は国語国文学.日本語文法の研究のほか,『今昔物語集』『古事談』など,説話集の注釈にもたずさわる.

書評情報

としょかん通信〔小学生版〕 2014年2月号
週刊 新マンガ日本史 16号「吉田兼好」(2011年2月8日)
子どもの本研究会会報〔熊本〕 No.323(2010年7月)

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