いま,この研究がおもしろい

大学や研究所の〈研究者〉の仕事とは?

いま,この研究がおもしろい
著者 岩波書店編集部
通し番号 ジュニア新書 509
ジャンル 書籍 > 岩波ジュニア新書
日本十進分類 > 社会科学
刊行日 2005/06/21
ISBN 9784005005093
Cコード 0237
体裁 新書 ・ 並製 ・ 252頁
在庫 品切れ
大学や研究所で研究する〈研究者〉は,いったいどんな仕事をしているのだろうか.政治学,経済学,物理・化学・医学などをはじめ,文化財保存学,生体福祉工学,美容福祉学,平和教育など,さまざまな分野の最前線で活躍中の人たちが,その魅力や社会にとっての意味などを語ります.アカデミックな仕事への案内.

■内容紹介
 みなさんは「研究者」というとどんな仕事をイメージしますか? この本では,14人のまさにいま最前線で活躍中の方々に登場していただきました.聞いたことのある学問も,またどんな分野なのか,聞いただけでは想像もつかないような学問もあるかもしれません.それぞれの研究者が,その専門のおもしろさと社会にとっての意味,また,どうしてその道にすすむことになったのかを語ってくれています.
 分野は違っても,学問研究は,人がよりよく生きるために深められていくもの.14通りの〈道〉を読んだ後には,きっと,「アカデミックな仕事って,意外と現実離れしてない!」「おもしろそう」と感じていただけることでしょう.
● 薬の開発のために脳をきわめる《大脳生理学》 池谷裕二
● 暴力の連鎖を止める鍵をもとめて《暴力の政治的ダイナミズム研究》 竹中千春
● 新しい脳の科学とロボットを生み出す《福祉工学》 伊福部達
● 平和を築くための教育とは《国際教育開発学》 小松太郎
● 音楽を通じて人々の「想い」を理解する《ラテンアメリカ音楽研究》 西村秀人
● 不思議な状態《超臨界流体研究》 西川恵子
● 中小企業はエキサイティングだ《中小企業論》 中沢孝夫
● 文化遺産を次世代に伝える《文化財保存学》 佐野千絵
● 昔の環境を科学する《植物遺伝学》 佐藤洋一郎
● 隕石で宇宙物質の起源と進化をさぐる《惑星科学》 永原裕子
● シュバイツァーを超えたい《精神医学》 中沢正夫
● 韓国の絵本と児童文学にひかれて《韓国児童文化研究》 大竹聖美
● 誰もが自分らしく生きるために《美容福祉学》 渡辺聡子
● 自分と近所と世界を知るために《イラク地域研究》 酒井啓子

書評情報

10歳までに決まる!頭のいい子の育て方 Vol.15(2011年3月)
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