世界 2016年7月号
特 集 非立憲政治を終わらせるために――2016選挙の争点
特 集 非立憲政治を終わらせるために――2016選挙の争点
【市民革命の好機】
憤りはどう具現化されるか──2016年参議院選挙の政治史的意味
中野晃一 (上智大学)
【安倍政治の真実】
増殖する差別政治――安倍政治の真実
内橋克人 (評論家)
【参加型の選挙へ】
市民の政治のつくりかた──野党共闘・北海道5区補選の記録
池田真紀(北海道5区補選候補者)
市民参加のカラフルな選挙で変えていこう
山本雅昭(SEALDs)
【対談】
九条 もう一つの謎──「憲法の無意識」の底流を巡って
柄谷行人(思想家)×大澤真幸 (社会学者)
【法曹の矜持】
新安保法制法は違憲である
田村洋三(元名古屋高裁部総括判事)
世界の潮
●ハンセン病患者「特別法廷」 最高裁はなぜ違憲判断を避けたか
藤野 豊(敬和学園大学教員)
●躍進を続けるスコットランドの地域改党SNPとEU国民党のゆくえ
山崎幹根(北海道大学)
●フィリピン ドゥテルテ新大統領誕生の意味
加治康男(ジャーナリスト)
●遺伝子組み換え産業に変調?
印鑰智哉(オルター・トレード・ジャパン政策室長)
報告
辺野古 国家の暴力はやんでいない
目取真俊(小説家)
政治利用を超えて
核なき世界実現のための一里塚として──オバマ大統領広島訪問の先を考える
秋葉忠利(元広島市長)
インタビュー
世界は長期停滞から抜け出せるか
ローレンス・サマーズ(ハーバード大学教授)、聞き手 D.スミック(金融コンサルタント)、訳・解説=山本俊明(時事通信)
検証 熊本地震
「内陸の浅い地震」が問いかけるもの
平田直(東京大学)
被災地に「住まいの再生」を
平山洋介(神戸大学)
公式確認から60年
水俣病はなぜ終わらないのか(上)──高齢化する患者、患者切り捨てを続ける行政
岡田幹治(ジャーナリスト)
非寛容とポピュリズム
ヨーロッパを覆う新たな「鉄のカーテン」
木村伊量(元朝日新聞社長)
米大統領選からTPPまで
終わりゆく帝国と「第二のプラザ合意」――米大統領選からTPPまで
進藤榮一(筑波大学名誉教授)
連載
解題「吉田調書」 第12回──所長命令に違反 原発撤退1
福島第一原発事故を考える会
金融資本の悪行
パナマ文書事件──国際錬金術師の影
赤木昭夫(元慶應義塾大学教授)
ガルブレイス没後10年対談
歴史に残る社会科学者の条件
伊藤光晴(京都大学名誉教授)×中村達也(中央大学名誉教授)
検証 新国立競技場問題
ポスト・オリンピックの社会のために──「槇グループ」は何をどう問題にしてきたか
槇 文彦、中村 勉、大野秀敏(建築家)
インタビュー
熊本──地震と水俣と
石牟礼道子(作家)
真の安全保障へ
和解の新たな可能性を切り拓く――三菱マテリアル中国人強制労働事件和解
内田雅敏(弁護士)【執筆者からのメッセージ】
ルポ
法廷で問われるリニア中央新幹線──超巨大事業に立ちふさがる住民運動
樫田秀樹(ジャーナリスト)
ラテンアメリカの逆流
「バナナ共和国」に成り下がったブラジル――事実上のクーデターでルセフ大統領弾劾へ
伊高浩昭(ジャーナリスト)
両岸関係の行方
平和と安定の大局観を──台湾新総統に蔡英文氏就任
岡田充(共同通信)
鼎談
時代の危機に向き合う歌人
大口玲子×鳥居×吉川宏志(歌人)
連 載
●山口二郎のムホン会議 第4回
自発的隷従の鎖を断ち切る「小さな揺らぎ」
ゲスト=西谷修(立教大学)×森達也(ドキュメンタリー映画監督)
●イングリッシュ・レッスン 第8回
速読と作文
中村和恵 (明治大学)
●思想としての朝鮮籍 第10回(最終回)──金石範(下)
文学は政治を凌駕する
中村一成 (ジャーナリスト)
●原発月報 第18回――(16・4-16・5)
福島原発事故記録チーム
●事故30年 チェルノブイリからの問い 第3回――事故収束作業員はいま
尾松 亮 (ロシア研究者)
●ル・モンド・ディプロマティックより
公平な携帯電話を製造することはできるのか
エマニュエル・ラウル,訳=坪井善明
●片山善博の「日本を診る」 第80回
舛添都知事問題は自治システム改善の教材
片山善博 (慶應義塾大学)
●メディア批評 第104回
神保太郎 (ジャーナリスト)
●脳力のレッスン 特別篇第171回
東日本大震災から5年──覚醒して本当に議論すべきこと
寺島実郎
●裁判官の余白録 第34回
裁判官と出世
原田國男 (慶應義塾大学)
●世界論壇月評
朱 建 栄/竹田いさみ/吉田文彦/石郷岡 建
●沖縄シマという窓――「沖縄の怒り」でいいのか
第二の容疑者の責任問え
松元剛 (琉球新報)
●私的小豆島名所 その14
内澤旬子 (イラストルポライター)
●ドキュメント 激動の南北朝鮮 第227回 (16.4~5) 編集部
グラビア
モザンビーク・エクソダス──公募作品149
和賀えり子 (写真家)
A SHOT OF THE WORLD
表紙の言葉 鈴木邦弘 (写真家)
グラビアについて (公募規定)
アムネスティ通信
読者談話室
表紙写真=鈴木邦弘
デザイン=赤崎正一+佐野裕哉
編集後記
全文掲載
清宮美稚子 (本誌編集長)
【市民革命の好機】
憤りはどう具現化されるか──2016年参議院選挙の政治史的意味
中野晃一 (上智大学)
【安倍政治の真実】
増殖する差別政治――安倍政治の真実
内橋克人 (評論家)
【参加型の選挙へ】
市民の政治のつくりかた──野党共闘・北海道5区補選の記録
池田真紀(北海道5区補選候補者)
市民参加のカラフルな選挙で変えていこう
山本雅昭(SEALDs)
【対談】
九条 もう一つの謎──「憲法の無意識」の底流を巡って
柄谷行人(思想家)×大澤真幸 (社会学者)
【法曹の矜持】
新安保法制法は違憲である
田村洋三(元名古屋高裁部総括判事)
世界の潮
●ハンセン病患者「特別法廷」 最高裁はなぜ違憲判断を避けたか
藤野 豊(敬和学園大学教員)
●躍進を続けるスコットランドの地域改党SNPとEU国民党のゆくえ
山崎幹根(北海道大学)
●フィリピン ドゥテルテ新大統領誕生の意味
加治康男(ジャーナリスト)
●遺伝子組み換え産業に変調?
印鑰智哉(オルター・トレード・ジャパン政策室長)
報告
辺野古 国家の暴力はやんでいない
目取真俊(小説家)
政治利用を超えて
核なき世界実現のための一里塚として──オバマ大統領広島訪問の先を考える
秋葉忠利(元広島市長)
インタビュー
世界は長期停滞から抜け出せるか
ローレンス・サマーズ(ハーバード大学教授)、聞き手 D.スミック(金融コンサルタント)、訳・解説=山本俊明(時事通信)
検証 熊本地震
「内陸の浅い地震」が問いかけるもの
平田直(東京大学)
被災地に「住まいの再生」を
平山洋介(神戸大学)
公式確認から60年
水俣病はなぜ終わらないのか(上)──高齢化する患者、患者切り捨てを続ける行政
岡田幹治(ジャーナリスト)
非寛容とポピュリズム
ヨーロッパを覆う新たな「鉄のカーテン」
木村伊量(元朝日新聞社長)
米大統領選からTPPまで
終わりゆく帝国と「第二のプラザ合意」――米大統領選からTPPまで
進藤榮一(筑波大学名誉教授)
連載
解題「吉田調書」 第12回──所長命令に違反 原発撤退1
福島第一原発事故を考える会
金融資本の悪行
パナマ文書事件──国際錬金術師の影
赤木昭夫(元慶應義塾大学教授)
ガルブレイス没後10年対談
歴史に残る社会科学者の条件
伊藤光晴(京都大学名誉教授)×中村達也(中央大学名誉教授)
検証 新国立競技場問題
ポスト・オリンピックの社会のために──「槇グループ」は何をどう問題にしてきたか
槇 文彦、中村 勉、大野秀敏(建築家)
インタビュー
熊本──地震と水俣と
石牟礼道子(作家)
真の安全保障へ
和解の新たな可能性を切り拓く――三菱マテリアル中国人強制労働事件和解
内田雅敏(弁護士)【執筆者からのメッセージ】
ルポ
法廷で問われるリニア中央新幹線──超巨大事業に立ちふさがる住民運動
樫田秀樹(ジャーナリスト)
ラテンアメリカの逆流
「バナナ共和国」に成り下がったブラジル――事実上のクーデターでルセフ大統領弾劾へ
伊高浩昭(ジャーナリスト)
両岸関係の行方
平和と安定の大局観を──台湾新総統に蔡英文氏就任
岡田充(共同通信)
鼎談
時代の危機に向き合う歌人
大口玲子×鳥居×吉川宏志(歌人)
連 載
●山口二郎のムホン会議 第4回
自発的隷従の鎖を断ち切る「小さな揺らぎ」
ゲスト=西谷修(立教大学)×森達也(ドキュメンタリー映画監督)
●イングリッシュ・レッスン 第8回
速読と作文
中村和恵 (明治大学)
●思想としての朝鮮籍 第10回(最終回)──金石範(下)
文学は政治を凌駕する
中村一成 (ジャーナリスト)
●原発月報 第18回――(16・4-16・5)
福島原発事故記録チーム
●事故30年 チェルノブイリからの問い 第3回――事故収束作業員はいま
尾松 亮 (ロシア研究者)
●ル・モンド・ディプロマティックより
公平な携帯電話を製造することはできるのか
エマニュエル・ラウル,訳=坪井善明
●片山善博の「日本を診る」 第80回
舛添都知事問題は自治システム改善の教材
片山善博 (慶應義塾大学)
●メディア批評 第104回
神保太郎 (ジャーナリスト)
●脳力のレッスン 特別篇第171回
東日本大震災から5年──覚醒して本当に議論すべきこと
寺島実郎
●裁判官の余白録 第34回
裁判官と出世
原田國男 (慶應義塾大学)
●世界論壇月評
朱 建 栄/竹田いさみ/吉田文彦/石郷岡 建
●沖縄シマという窓――「沖縄の怒り」でいいのか
第二の容疑者の責任問え
松元剛 (琉球新報)
●私的小豆島名所 その14
内澤旬子 (イラストルポライター)
●ドキュメント 激動の南北朝鮮 第227回 (16.4~5) 編集部
グラビア
モザンビーク・エクソダス──公募作品149
和賀えり子 (写真家)
A SHOT OF THE WORLD
表紙の言葉 鈴木邦弘 (写真家)
グラビアについて (公募規定)
アムネスティ通信
読者談話室
表紙写真=鈴木邦弘
デザイン=赤崎正一+佐野裕哉
編集後記
全文掲載
清宮美稚子 (本誌編集長)