世界 2016年5月号

特 集 テレビに未来はあるか

世界 2016年5月号
ジャンル 雑誌 > 世界 > 定期号
刊行日 2016/04/08
特 集 テレビに未来はあるか
【手  記】
インタビューという仕事──「クローズアップ現代」の23年間
  国谷裕子 (キャスター)
【報道現場からの問い】
TVキャスターたちはなぜ声をあげたのか──放送の自由・自律・独立のために
  金平茂紀 (ジャーナリスト)

【政治権力と放送】
番組編集準則は何を要請しているか──「国家からの自由」と「国家による自由」のあいだで
  西土彰一郎 (成城大学)

【理論的検討】
政治家によるメディアへの圧力は犯罪とならないのか
  髙山佳奈子 (京都大学)

【座 談 会】
職場としてみた芸能界
  佐々木亮 (弁護士)×池水通洋 (声優、日本俳優連合)
  ×星野陽平 (フリーライター)

【インタビュー】
職業「女子アナ」という孤独
  藪本雅子 (元日本テレビアナウンサー)

世界の潮
●認知症列車事故裁判 「家族全面勝訴」の成果と課題
  沢見涼子
●トランプの「快走」、共和党の崩壊
  佐藤 学
●辺野古代執行訴訟 「急転直下」の和解から見えてきたもの
  島 洋子
●東芝再建への困難な道筋──旧経営陣の「亡霊」と決別できるか
  今沢 真
連  載
山口二郎のムホン会議
   第2回 立憲主義のエッセンス
  ゲスト 長谷部恭男 (早稲田大学)、石川健治 (東京大学)
多見谷コート
辺野古・代執行裁判 「和解」の正体
  五十嵐敬喜 (法政大学名誉教授・弁護士)
原発被害は終わらない
チェルノブイリ 30年目の春風
  中筋 純 (写真家)
インタビュー 子どもたちの健康と未来をすべてに優先させよ
  菅谷 昭 (松本市長)

新連載 事故30年 チェルノブイリからの問い
   第1回 私たちは「法」なしに被害と向き合うのか
  尾松 亮 (ロシア研究者)

「慰安婦」問題
日韓「合意」に思う──「合意」の実施にあたって被害者への直接謝罪を日本政府に訴える
  花房俊雄 (関釜裁判を支援する会元事務局長)
埋もれた記憶
戦場の長い影──不可視化された日本軍兵士の心の傷
  中村江里 (一橋大学)
インタビュー
戦場の体験をなぜ聞くのか──未来へつなげたい戦場の記憶
  遠藤美幸 (神田外国語大学)
新しい共通教養に向けて
主権者教育とは何か──「18歳選挙権」導入を機に
  渡部 淳 (日本大学)
原子力ムラと「復興」
再稼働プロパガンダ──完全復活した原発広告
  本間 龍 (著述家)
高浜原発運転差し止め
法の力で原発再稼働を止める
  井戸謙一 (弁護士)
「幣原説」再考
憲法9条と幣原喜重郎──憲法調査会会長 高柳賢三・マッカーサー元帥の往復書簡を中心に
  堀尾輝久 (東京大学名誉教授)
ル  ポ
つながりをつくる、こども食堂──貧困の歯止めと可視化に
  大江正章 (ジャーナリスト・編集者)
応  答
死刑の「議論」への疑問──千葉元法務大臣へのインタビューをめぐって
  デイビッド. T. ジョンソン (ハワイ大学)
  訳=岩川直子 (翻訳家)+指宿 信 (成城大学)
エッセイ
“新しい故郷”を残した写真家──「大原治雄写真展─ブラジルの光、家族の風景」に寄せて
  中村茂生 (早稲田大学移民・エスニック文化研究所招聘研究員)
没後100年
漱石の政治的遺言──『坊っちゃん』の諷刺 (下)
  赤木昭夫 (元慶應義塾大学教授)
連  載
●解題「吉田調書」 第11回
 対談・電力会社に原発を扱う能力はあるのか
   田辺文也 (社会技術システム安全研究所)
   田中三彦 (サイエンスライター)
●思想としての朝鮮籍 第8回──朴正恵 (下)
 この子らに民族の心を
   中村一成 (ジャーナリスト)
●イングリッシュ・レッスン─お試し難民流英語学習伝 第7回
 ココロエチガヒ──恋文の翻訳
   中村和恵 (明治大学)
●メディア批評 第101回
   神保太郎 (ジャーナリスト)
●脳力のレッスン 第169回
 プロイセン主導の統合ドイツに幻惑された明治日本
 ──17世紀オランダからの視界 (その36)
   寺島実郎
●片山善博の「日本を診る」 第78回
「地方版規制改革会議」より地方議会改革を
   片山善博 (慶應義塾大学)
●裁判官の余白録 第32回
 人定質問
   原田國男 (慶應義塾大学)
●八方ふさがり、八つ当たり 第18回
   米谷ふみ子 (作家)
●「ル・モンド・ディプロマティック」より
 キューバ社会の変容を映す革命防衛委員会
   アナ・ジャベール、訳=坪井善明
●私的小豆島名所 その12
   内澤旬子 (イラストルポライター)
●世界論壇月評
   朱 建 栄/竹田いさみ/吉田文彦/石郷岡 建
●ドキュメント 激動の南北朝鮮 第225回 (16.2?3) 編集部
グラビア
人は準じて生活を──公募作品147
   三宅圭一郎 (写真家)
A SHOT OF THE WORLD
表紙の言葉  鈴木邦弘 (写真家)

グラビアについて (公募規定)
別冊のご案内
アムネスティ通信
読者談話室
表紙写真=鈴木邦弘
デザイン=赤崎正一+佐野裕哉
Webサイト制作=田??浩一

編集後記
全文掲載
清宮美稚子 (本誌編集長)
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