岩波講座 現代 第2巻

ポスト冷戦時代の科学/技術

科学/技術はいまや社会と個人に浸透し,夢への単純な投資たりえない.システム変容の解明を試みつつ,今後どうあり得るのかを探る.

ポスト冷戦時代の科学/技術
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著者 中島 秀人
ジャンル 書籍 > シリーズ・講座・全集 > 岩波講座
シリーズ 岩波講座 現代
刊行日 2017/02/24
ISBN 9784000113823
Cコード 0310
体裁 A5 ・ 上製 ・ カバー ・ 304頁
定価 本体3,400円+税
在庫 在庫あり

前世紀初頭から科学/技術を席巻してきたリニアモデル.その虚構は冷戦崩壊と共に明らかにされ,科学/技術の社会化,個人化が進んだ.期待とリスク,システムと成果──科学/技術はどうあるべきか,どうあり得るか.【執筆者】伊勢田哲治,直江清隆,隠岐さや香,綾部広則,平川秀幸,神里達博,本堂毅,加藤和人,詫間直樹.

総説 アクチュアリティを取り戻す 中島秀人

Ⅰ科学/技術の哲学
1 社会派科学哲学の復権――「ポスト冷戦時代」の科学哲学の進む道の再検討  伊勢田哲治
2 技術観のゆらぎと技術をめぐる倫理  直江清隆
3 「有用な科学」とイノベーションの概念史  隠岐さや香

Ⅱ科学/技術をめぐる諸課題
4 ポスト冷戦期日本の科学技術政策  綾部広則
5 科学/技術への民主的参加の条件  平川秀幸
6 日本型リスク社会  神里達博
7 専門的判断の不定性――科学と社会の「ボタンの掛け違い」が生まれる構造と解くための条件  本堂 毅

Ⅲ科学/技術と文明の未来
8 社会における生命科学の今とこれから  加藤和人
9 科学技術の公共的意思決定と専門家の役割  詫間直樹・中島秀人
中島秀人
1956年生.東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/科学技術史,科学技術社会論


【執筆者紹介】
伊勢田哲治(いせだ てつじ)1968年生.京都大学大学院文学研究科准教授/科学哲学,倫理学
直江清隆(なおえ きよたか)1960年生.東北大学大学院文学研究科教授/哲学,技術哲学
隠岐さや香(おき さやか)1975年生.名古屋大学大学院経済学研究科教授/科学技術史,社会思想史
綾部広則(あやべ ひろのり)1968年生.早稲田大学理工学術院教授/科学社会学,科学技術史
平川秀幸(ひらかわ ひでゆき)1964年生.大阪大学(COデザインセンター)教授/科学技術社会論
神里達博(かみさと たつひろ)1967年生.千葉大学国際教養学部教授/科学史,科学技術社会論
本堂 毅(ほんどう つよし)1965年生.東北大学大学院理学研究科准教授/物理学,科学技術社会論
加藤和人(かとう かずと)1961年生.大阪大学大学院医学系研究科教授/医学・生命倫理
詫間直樹(たくま なおき)1967年生.早稲田大学ほか兼任講師/科学技術史,科学技術論
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