岩波茂雄文集 1942-1946年

岩波茂雄文集 第3巻

戦況の悪化に伴う出版活動の休止を経て,戦後の荒廃と混乱のなか,敗戦を「天譴」と捉えた茂雄は,どのような決意を抱いたのか.

岩波茂雄文集 第3巻
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著者 植田 康夫 , 紅野 謙介 , 十重田 裕一
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
シリーズ 岩波茂雄文集
刊行日 2017/03/24
ISBN 9784000270908
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 440頁
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり

創業から三十年を迎えた岩波書店は,戦況の悪化に伴う物資の不足と言論統制のもとで,厳しい経営状況へと追い込まれていく.四四年にはすべての雑誌が休刊,四五年半ばには出版活動の休止を余儀なくされた.戦後の荒廃と混乱のなかで,敗戦を「天譴」と捉えた茂雄は,再出発にあたりどのような決意を抱いていたのか.

収録資料名一覧
凡 例

Ⅰ 戦時体制下の出版人 一九四二―四四年
Ⅱ 貴族院議員となる 一九四五年
Ⅲ 「文化の配達夫」 一九四六年
Ⅳ 年代不詳

解 題
主要参考文献一覧
付 録

解 説
年 譜
植田康夫(うえだ やすお)
1939年生.上智大学名誉教授.日本出版学会会長,日本マス・コミュニケーション学会理事などを歴任.主な著書に,『雑誌は見ていた。戦後ジャーナリズムの興亡』(水曜社,2009年),『ヒーローのいた時代―マス・メディアに君臨した若き6人』(北辰堂出版,2010年),『出版の冒険者たち。活字を愛した者たちのドラマ』(水曜社,2016年)など.

紅野謙介(こうの けんすけ)
1956年生.日本近代文学専攻.日本大学文理学部教授.主な著書に,『検閲と文学―1920年代の攻防』(河出ブックス,2009年),『物語岩波書店百年史1 「教養」の誕生』(岩波書店,2013年),『日本近代短篇小説選』全6巻(共編,岩波文庫,2012-13年)など.

十重田裕一(とえだ ひろかず)
1964年生.日本近代文学専攻.早稲田大学文学学術院教授.主な著書に,『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』(NHK出版,2009年),『占領期雑誌資料大系文学編』全5巻(共編,岩波書店,2009-10年),『岩波茂雄―低く暮らし,高く想ふ』(ミネルヴァ書房,2013年)など.

書評情報

毎日新聞(朝刊) 2017年4月2日
信濃毎日新聞 2017年2月26日
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