変態する世界

急逝から2年.ベック最後の提言.

変態する世界
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著者 ウルリッヒ・ベック , 枝廣 淳子 , 中小路 佳代子
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2017/04/05
ISBN 9784000247214
Cコード 0036
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 264頁
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

世界の蝶番が外れてしまっている.以前には「まったく考えられない」“とんでもない出来事”が起こる.資本主義の大成功による副次的効果の蓄積が世界を旧来の通念では理解不能なものに変えてしまった.もはや変動ではなく変態が起こっている.リスク不平等世界論から読み解く,生成する新しい21世紀の世界像がここに.

まえがき
序  文

第一部 導入、証拠、理論
 第一章 なぜ世界の変態であって、変容ではないのか?
 第二章 神になる
 第三章 気候変動が世界を救うとしたら
 第四章 変態を理論化する

第二部 主 題
 第五章 階級からリスク階級へ――変態の時代の不平等
 第六章 権力はどこへ行くのか? 不可視性をめぐる政治
 第七章 解放的な天変地異説――バッズの副次的効果としての共通のグッズ
 第八章 公共のバッズ――可視性の政治
 第九章 デジタルのリスク――機能する制度の破綻
 第一〇章 政治のメタ権力ゲーム――国家と国際関係の変態
 第一一章 コスモポリタン的リスク・コミュニティ――国際連合から世界都市連合へ

第三部 展 望
 第一二章 世界的なリスクの世代――下り坂における連合

訳者あとがき
参考文献
索  引
ウルリッヒ・ベック Ulrich Beck
1944-2015年.社会学者.ミュンヘン大学,ロンドン・スクー ル・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスの社会学教授を務めた.

枝廣淳子(えだひろ じゅんこ)
東京都市大学環境学部教授,幸せ経済社会研究所所長,翻訳家.国内外の環境問題,本当の幸せと新しい経済・社会のあり方,レジリエンス(しなやかな強さ)やシステム思考などを研究.東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了.主な訳書に『不都合な真実』(ランダムハウス講談社),『大転換――新しいエネルギー経済のかたち』(岩波書店)など.

中小路佳代子(なかこうじ かよこ)
翻訳家.津田塾大学学芸学部英文学科卒.主な訳書に『地球に残された時間』(ダイヤモンド社),『地球温暖化との闘い』(日経BP 社),『アル・ゴア未来を語る 世界を動かす6つの要因』(KADOKAWA)など.

書評情報

週刊エコノミスト 2017年6月27日号
京都新聞 2017年5月28日
沖縄タイムス 2017年5月27日
琉球新報 2017年5月21日
熊本日日新聞 2017年5月21日
山梨日日新聞 2017年5月21日
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