聖徳太子

ほんとうの姿を求めて

仏像に残された銘文や,自筆とされるお経の注釈書など,さまざまな手がかりを読み解き,太子の実像に迫ります.歴史学って面白い!

聖徳太子
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著者 東野 治之
通し番号 ジュニア新書 850
ジャンル 書籍 > 岩波ジュニア新書 > 歴史
刊行日 2017/04/20
ISBN 9784005008506
Cコード 0221
体裁 新書 ・ 240頁
定価 本体880円+税
在庫 在庫あり

聖徳太子は,偉人だったのか,ただの皇子だったのか.古代史研究の第一人者が,史料をもとに,丁寧にその実像に迫ります.手がかりは,法隆寺の釈迦三尊像に刻まれた銘文や,太子の自筆とされるお経の注釈書など.著者独自の視点で史料を読み解き,見えてきた姿とは? 教科書の丸暗記ではない,歴史学のおもしろさを伝えます.

はじめに
系 図

序 章 ほんとうの聖徳太子を求めて
 一 聖徳太子と厩戸皇子
 二 太子をめぐるさまざまな史料

第一章 釈迦三尊像の銘文にみる太子
 一 銘文のなぞ
 二 銘文を読んでみよう
 三 銘文からわかること

第二章 太子はどんな政治をしたのか
 一 太子の立場
 二 十七条憲法と冠位十二階
 三 外交における役割

第三章 聖徳太子の仏教理解
 一 仏教の伝来と広がり
 二 天寿国繡帳を読み解く
 三 太子が注釈した経典

第四章 斑鳩宮と法隆寺
 一 飛鳥と斑鳩
 二 斑鳩という土地
 三 発掘された斑鳩宮
 四 宮に併設された法隆寺

終 章 聖徳太子の変貌
 一 初期の太子崇拝と法隆寺の再建
 二 女性たちの信仰
 三 近代から現代へ

あとがき

聖徳太子年表
図版引用元一覧
索 引
東野治之(とうの はるゆき)
1946年西宮市に生まれる
1971年大阪市立大学大学院修士課程修了
専攻―日本古代史・文化財史料学
現在―奈良大学名誉教授,日本学士院会員,東京国立博物館客員研究員
著書―『木簡が語る日本の古代』『正倉院』『遣唐使』『鑑真』(以上,岩波新書)『上宮聖徳法王帝説』(校注,岩波文庫)『書の古代史』『日本古代金石文の研究』『日本古代史料学』『史料学探訪』(以上,岩波書店)『遣唐使船東アジアのなかで』『貨幣の日本史』(以上,朝日新聞社)ほか

書評情報

読売新聞(朝刊) 2017年6月21日
毎日新聞(朝刊) 2017年6月21日
週刊東洋経済 2017年5月27日
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