若者たちと農とデモ暮らし

少しヤバイ遺言

地球とこの国の危機.老人よ今こそ先頭に立て

若者たちと農とデモ暮らし
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著者 秋山 豊寛
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2017/05/18
ISBN 9784000612029
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 264頁
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり

福島で営農生活を送っていた宇宙飛行士を襲った原発事故.「原発難民」は京都の大学で学生に国際報道を教えることに.京都には福島から自主避難した人びとが住んでいた.若者たちとの語らいと京都で続ける農業を通して見えてくる,この国の大地と人びとの生活にもたらした傷の深さ.反原発運動で全国各地を飛び回る日々は続く.

第1部 農のあるもう一つの暮らしが始まる 2012年
 京都からの電話/「歴史」がいっぱい/ 福島の“勇気”ある人々/筍の修業を試みる/宇宙開発も「軍事」目的へ/滋賀県で田圃を借りる/菜園での対話/大地を介しての学び/欧州から見れば、中東もアジア

第2部 生物の多様性にまもられて 2013年
 信州中野「元肥塾」/“希望”の種/歴史の追体験/「内部被曝」の検査結果/「沈黙の夏」が来るかも/木綿の花を初めて見る/原発銀座小浜を訪ねる/白い綿は布になり、藍色に染まる

第3部 よみがえってきた闘いの記憶 2014年
 日本中の電力が足りている冬に/「大雪」の教訓/ネットから鹿を解放する/5月の風と民主主義/涼風が吹きぬけた/北極上空から見る世界/京都にも米軍基地が/ブルーライトと遺伝子組み換え

第4部 潮目が変わる 2015年
 「協同」組合の重要性を考える/休日デモの意味/京都「市民ネット」が市議選参戦/潮目が変わり始めた/情報操作の夏に/「集会の自由」を実現する/再び原発城下町へ

第5部 老人が先頭に立つ時 2016年
 若者に接して5年目/老人が先頭に立つ時/「自己決定権」の重み/東電元役員ようやく刑事犯被告人に/大津からの贈り物/自主避難の現実

あとがき
秋山豊寛(あきやま とよひろ)

1942年,東京生まれ.宇宙飛行士・農民・ジャーナリスト.ICU卒業後,66年,TBSに入社,ロンドン駐在,『報道特集』ディレクター,ワシントン支局長を歴任.1990年9日間,日本人初の宇宙飛行士としてソ連の宇宙船「ソユーズ」,宇宙ステーション「ミール」に搭乗,92年に熱気球による世界初のベーリング海峡横断.95年にTBS退社,福島県滝根町に移住し有機農業に従事,2011年3・11東日本大震災の原発事故により群馬県鬼石町を経由し京都へ.11月より京都造形芸術大学芸術学部教授.2017年4月より,三重県で有機農業を再開.『宇宙よ(上下)』(立花隆との共著,文春文庫,1995年),『農人日記』(新潮社,1998年),『宇宙と大地』(岩波書店,1999年),『鍬と宇宙船』(ランダムハウス講談社,2007年),『原発難民日記』(岩波ブックレット,2011年),『来世は野の花に――鍬と宇宙船Ⅱ』(六耀社,2011年)など.
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