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家庭教育は誰のもの?

家庭教育支援法はなぜ問題か

「家庭教育支援」の強化は,社会に何をもたらすのか.日本での三歳児神話の根強さや家庭・親像,諸外国の支援政策などから検証.

家庭教育は誰のもの?
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著者 木村 涼子
通し番号 965
ジャンル 書籍 > 岩波ブックレット > 子ども・教育
シリーズ 岩波ブックレット
刊行日 2017/05/09
ISBN 9784002709659
Cコード 0336
体裁 A5 ・ 並製 ・ 64頁
定価 本体520円+税
在庫 在庫あり

学力格差や貧困問題の解決策として浮上している「家庭教育支援」の強化は,社会に何をもたらすのか.日本における三歳児神話の根強さや社会に流布する家庭・親像,戦前の国家政策,改正教育基本法とのつながり,諸外国の支援のあり方,憲法改正論議との関わりなど,「国家と家庭」にまつわる事例から検証する.

一 家庭教育支援法案とは
二 「外堀」を埋めるかのような「国民運動」
三 教育基本法「改正」とのつながり
四 再びの母性愛・三歳児神話の強調?
五 家庭教育への介入――すでにそれを私たちは経験している
おわりに――家庭とは誰のものか
木村涼子(きむら りょうこ)
1961年生まれ.大阪大学大学院人間科学研究科教授.専門分野はジェンダーと教育研究,近代日本のジェンダーに関する歴史社会学.著書に『学校文化とジェンダー』(勁草書房),『教育の社会学――「常識」の問い方,見直し方』(共著,有斐閣アルマ),『教育/家族をジェンダーで語れば』(共著,白澤社),『ジェンダー・フリー・トラブル――バッシング現象を検証する』(白澤社),『モノと子どもの戦後史』(共著,吉川弘文館),『リーディングス日本の教育と社会16 ジェンダーと教育』(編著,日本図書センター),『〈主婦〉の誕生――婦人雑誌と女性たちの近代』(吉川弘文館)など.
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