岩波ブックレット

共謀罪の何が問題か

「共謀罪」立法は,犯罪対策にとって不要であるばかりか,市民生活に重大な制約をもたらすものだ.数々の問題点がこの一冊でわかる.

共謀罪の何が問題か
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著者 高山 佳奈子
通し番号 966
ジャンル 書籍 > 岩波ブックレット > 政治
シリーズ 岩波ブックレット
刊行日 2017/05/19
ISBN 9784002709666
Cコード 0336
体裁 A5 ・ 並製 ・ 72頁
定価 本体580円+税
在庫 在庫あり

犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」.危険性を指摘され,国会で三度廃案になった法案が装いを変え,「テロ等準備罪」の呼び名で新設されようとしている.しかし,この立法は犯罪対策にとって不要であるばかりでなく,市民生活に重大な制約をもたらすものだ.第一線で活躍する刑事法研究者が数々の問題点を指摘し,警鐘を鳴らす.

はじめに
第一章 共謀罪と日本法の違い
第二章 国連条約にそぐわない内容
第三章 オリンピックのためというウソ
第四章 テロ対策のためというウソ
第五章 内容の無限定性
第六章 治安を向上させず市民を圧迫
第七章 国会運営の異常さ
おわりに
髙山佳奈子(たかやま かなこ)
京都大学法科大学院教授.東京大学法学部卒.成城大学法学部助教授,京都大学大学院法学研究科助教授を経て,現職.専門は刑法の基礎理論,経済刑法,国際刑法.著書に,『故意と違法性の意識』(有斐閣),『たのしい刑法第2版』『たのしい刑法II各論』(共著,弘文堂)など.

書評情報

週刊東洋経済 2017年6月24日号
週刊エコノミスト 2017年6月20日号
週刊東洋経済 2017年6月24日号
山梨日日新聞 2017年6月11日
長崎新聞 2017年6月4日

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