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偽りの経済政策

格差と停滞のアベノミクス

安倍政権と黒田日銀による「失敗」を徹底検証.「成果」のまやかしを暴き,格差と停滞をもたらした経済政策を鋭く批判する.

偽りの経済政策
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著者 服部 茂幸
通し番号 新赤版 1661
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 経済
刊行日 2017/05/19
ISBN 9784004316619
Cコード 0233
体裁 新書 ・ 240頁
在庫 在庫あり
なぜ今も経済の停滞が続くのか,本当に雇用は回復したのか,金融緩和でデフレからの脱却は成功したのか,格差は広がっているのか……安倍政権と黒田日銀による経済政策を徹底検証.まやかしの「成果」のからくりを暴き,アベノミクスの実態を鋭く批判する.その先に見えてきた,経済学が果たすべき役割とは.
まえがき

第1章 低成長が続く日本経済
1 混迷する黒田=岩田日銀
2 停滞する日本経済
3 機能しない異次元緩和
4 日本だけの経済停滞
5 世界大恐慌の再検討

第2章 雇用は増加していない
1 実体経済、雇用、労働生産性の低迷
2 労働生産性のゼロ成長

第3章 デフレ脱却という神話
1 輸入インフレの終焉
2 日本銀行は責任を転嫁する
3 誤った経済学は失敗を繰り返す

第4章 広がる格差
1 企業業績の急回復、それが問題だ
2 アメリカ経済の何が「回復」しているのか
3 実態なき「回復」

終 章 アベノミクスとポスト真実
1 経済学の「裏の歴史」
2 経済の危機は経済学を進歩させる

参考文献
あとがき
服部茂幸(はっとり しげゆき)
1964年大阪府生まれ
1988年京都大学経済学部経済学科卒業.96年京都大学博士(経済学)
現在─ 同志社大学商学部教授
専攻─理論経済学(マクロ経済学,金融政策)
著書─『アベノミクスの終焉』(岩波新書,2014年)
 『新自由主義の帰結──なぜ世界経済は停滞するのか』(岩波新書,2013年)
 『危機・不安定性・資本主義──ハイマン・ミンスキーの経済学』(ミネルヴァ書房,2012年)
 『日本の失敗を後追いするアメリカ──「デフレ不況」の危機』(NTT出版,2011年)ほか

書評情報

週刊エコノミスト 2017年9月26日号
東京新聞 2017年7月2日
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