鏡が語る古代史

鏡に託された,人びとの〈声〉を聴く

鏡が語る古代史
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著者 岡村 秀典
通し番号 新赤版 1664
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 日本史
刊行日 2017/05/19
ISBN 9784004316640
Cコード 0222
体裁 新書 ・ 272頁
定価 本体860円+税
在庫 在庫あり

中国皇帝から邪馬台国の卑弥呼へと贈られたことで名高い「銅鏡百枚」.国家的外交儀礼に「鏡」が用いられたのはなぜか.鏡はどのように生まれ,使われてきたのか.表面的な「形」のみにとらわれず,文様の表現する世界観を読みとき,銘文が語る抒情を聴きとることから,そこに刻みこまれた古代人の姿をいきいきと蘇らせる.

はじめに
第一章 鏡はどのように使われたか
第二章 人びとの心情を映す――前漢鏡に刻まれた楚歌
第三章 〝プロパガンダ〟としての鏡――儒家思想のひろがりと王亜の台頭
第四章 自立する鏡工たち――後漢前期に生まれた淮派
第五章 民間に題材を求めた画像鏡――江南における呉派の成立
第六章 幽玄なる神獣鏡の創作――四川における広漢派の成立
第七章 うつろう鏡工たち――東方にひろがる神獣鏡
第八章 政治に利用された鏡――「銅鏡百枚」の謎を解く
あとがき

 図出典
 参考文献
 鏡関連年表
岡村秀典(おかむら ひでのり)
1957年生.京都大学文学部卒業.文学博士.
京都大学助手,九州大学助教授を経て,
現在―京都大学人文科学研究所教授,東アジア人文情報学研究センター長
専攻―中国考古学
著書―『三角縁神獣鏡の時代』(吉川弘文館,1999)
 『夏王朝』(講談社,2003)
 『中国古代王権と祭祀』(学生社,2005)
 『中国文明』(京都大学学術出版会,2008)
 『雲岡石窟の考古学』(臨川書店,2017)ほか

書評情報

京都新聞 2017年8月24日
西日本新聞 2017年6月25日
読売新聞(朝刊) 2017年7月5日
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