口訳万葉集 (下)

(全3巻)

生誕130年を迎える文豪による『万葉集』の口述での現代語訳.下巻には巻十三から巻二十を収める.

口訳万葉集 (下)
著者 折口 信夫
通し番号 文芸289
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 文学・芸術
刊行日 2017/06/16
ISBN 9784006022891
Cコード 0192
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 470頁
定価 1,540円
在庫 在庫あり
今年,生誕130年を迎える文豪折口信夫は,29歳の若さで,日本の大古典に挑んだ.『万葉集』全歌の口述筆記による現代語訳を敢行した.本書を以て大古典『万葉集』は,広く国民に愛読される契機となった.下巻には,巻第十三から巻第二十までを収める.(解説=夏石番矢)(全三冊)
巻第十三
巻第十四
巻第十五
巻第十六
巻第十七
巻第十八
巻第十九
巻第二十
解 説………夏石番矢
折口信夫(おりくち しのぶ)
1887―1953年.民俗学者,国文学者,詩人・歌人(釈迢空).大阪生まれ.國學院大学国文科卒.中学校の国漢教師の後,1921年,國學院大学教授.1928年,慶応義塾大学教授.民俗学,国文学研究で独自の領域を開拓した.文学者としても,1925年,処女歌集『海やまのあひだ』刊行以後,多くの詩集,歌集,小説を残した.『折口信夫全集』(全37巻・別巻4巻,中央公論社)など.
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