シリーズ 中国近現代史 6

中国の近現代史をどう見るか

(全6巻)

中国はどう変わり,どう変わろうとしてきたのか.「二〇〇年中国」という独自の視角から,歴史的ダイナミズムの源泉をさぐる.

中国の近現代史をどう見るか
このエントリーをはてなブックマークに追加
著者 西村 成雄
通し番号 新赤版 1254
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 世界史
シリーズ シリーズ 中国近現代史
刊行日 2017/06/29
ISBN 9784004312543
Cコード 0222
体裁 新書 ・ 256頁
定価 本体840円+税
在庫 在庫あり
中国の近現代史をどう見るか.この大きな問いに答えるには、欧米を中心に展開するグローバルな世界史との相互の変容過程を視野に入れることが必要だ.外部からの強い軍事的、政治的、経済的な圧力の下、中国はどう変わり、どう変わろうとしてきたのか.清末の嘉慶帝から習近平まで、「二〇〇年中国」という独自の視角から、中国の歴史的ダイナミズムの源泉をさぐる.
まえがき

第一章 「二〇〇年中国」政治のやまなみ縦走
 1 グローバル・ヒストリーとしての「二〇〇年中国」政治
 2 「二〇〇年中国」に埋め込まれた近代ネイション・ステイトの論理と現実
 3 二〇世紀中国における「ネイション・ステイト」の五段階

第二章 積層する政治文化と社会的中間層の蓄積
 1 「伝統層」と「現代層」の複合的一体性
 2 一九八〇年代政治文化の新たな埋め込み
 3 社会的「中間層」形成の政治的意味

第三章 政治的委任=代表関係の制度化類型
 1 政治的代表意識の三類型と中国政治
 2 中華民国「総統・議会制」の正統性形成とその矛盾
 3 中華民国国民政府「党国・訓政体制」と憲政

第四章 後発型ネイション・ステイトに見る政治と経済の相互依存性
 1 国家主導型経済と資本主義の三層構造
 2 中華民国国民政府の戦時体制と経済的帰結
 3 「社会主義ネイション・ステイト」の政治的・経済的自立への曲折

終 章 二〇〇年をくぐりぬけた中国政治社会
 1 「二〇〇年中国」に埋め込まれた政治的重層性と国際システム
 2 「党国体制」内の政治的変容
 3 より柔軟な日中相互理解のためのプラットフォーム形成に向けて
 4 現代中国理解の断代史的視角

あとがき
参考文献
西村成雄(にしむら しげお)
1944年生まれ
1966年大阪外国語大学外国語学部卒業.1969年東京都立大学大学院修士課程修了.法学博士(立命館大学).大阪外国語大学,大阪大学,放送大学をへて,
現在―送大学客員教授・大阪大学名誉教授
著書―『中国近代東北地域史研究』法律文化社,『中国ナショナリズムと民主主義』研文出版,『張学良』岩波書店,『20世紀中国の政治空間』青木書店
編著・共著―『現代中国の構造変動・第3巻・ナショナリズム』東京大学出版会,『中国外交と国連の成立』法律文化社,『党と国家』岩波書店,『20世紀中国政治史研究』放送大学教育振興会,『中国の国家体制をどうみるか』汲古書院
ページトップへ戻る