定本 漱石全集 第七巻

彼岸過迄

敬太郎はある男の探偵をきっかけに,友人が抱える秘密と苦悩に近づいていく.ミステリ仕立ての連作小説.

彼岸過迄
ジャンル 書籍 > シリーズ・講座・全集 > 定本 漱石全集
シリーズ 定本 漱石全集
刊行日 2017/06/09
ISBN 9784000928274
Cコード 0393
体裁 四六 ・ 上製 ・ 函入 ・ 468頁
定価 4,400円
在庫 在庫僅少
夢見がちな青年敬太郎は,就職の世話を頼んだ実業家田口から,眉間にほくろのある男を探偵するよう言われる.不気味な蛇のステッキ,降りしきる雨――.敬太郎は様々な人物の口から語られる回想を聞くうちに,友人須永とその親族の間に隠されていた秘密と苦悩へ次第に近づいていく.淋しさの根源を照らす,ミステリ仕立ての連作小説.
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