これがすべてを変える (下)

資本主義 vs. 気候変動(全2巻)

闘う相手は資本主義だ!

これがすべてを変える (下)
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著者 ナオミ・クライン , 幾島 幸子 , 荒井 雅子
ジャンル 書籍 > 単行本 > 経済
刊行日 2017/08/30
ISBN 9784000229579
Cコード 0033
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 384頁
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
地球温暖化・気候変動という人類最大の危機.元凶は単にCO2ではなく,資本主義そのものである.私たちに残されたのは不可能を成し遂げるためのぎりぎりの時間.でも今なら間に合う.そしてそれは,すべてを変えるチャンスになる.前作『ショック・ドクトリン』で世界を驚愕させたジャーナリストによる,地球と人類の未来を考える上で必読の書.
第7章 救世主はいない――環境にやさしい億万長者は人類を救わない
 億万長者と破れた夢 
 約束ではなく、単なる「意思表示」
 風前の灯のアース・チャレンジ
 規制回避のための戦略?

第8章 太陽光を遮る――汚染問題の解決法は……汚染?
 「ゾッとすること」への準備
 うまく行かないはずなどない
 気候変動のように、火山も分け隔てする
 歴史は教え、警告する
 ショック・ドクトリンとしての地球工学
 地球という怪物
 本当にプランAを試したのか?
 宇宙飛行士の視点


第三部 何かを始める

第9章 「抵抗地帯」(ブロケディア)――気候正義の新たな戦士
 ようこそ、「抵抗地帯」(ブロケディア)へ
 「クライメート・チェンジ作戦」
 世界が犠牲区域に
 敵地で身動きならない
 BPへの不信
 大事故の教訓
 予防原則の復活

第10章 愛がこの場所を救う――民主主義、投資撤退、これまでの勝利
 愛と水をめぐって
 ここまでの勝利
 化石燃料からの脱却──ダイベストメント運動
 民主主義の危機
 化石化した民主主義を越えて

第11章 ほかにどんな援軍が?――先住民の権利、世界を守る力
 最後の防衛線
 力対権利
「条約を守れ」
 選択肢の欠如

第12章 空を共有する――大気という共有資産(コモンズ)、気候債務の返済
 太陽が顔を出す
 投資撤退だけでなく、再投資を
 地元の債務から地球規模での債務の返済へ
 バランスを変える

第13章 命を再生する権利――採掘から再興へ
 水中の流産
 「年取った男たちの住む世界」
 「中は空っぽ」
 温暖化する世界で姿を消す幼い者たち
 休息期間
 命の復活

終 章 跳躍の年――不可能を成し遂げるために残されたぎりぎりの時間
 やり残された解放の仕事
 突然、誰もが


訳者あとがき
原 注/索 引
Naomi Klein(ナオミ・クライン)
1970年,カナダ生まれのジャーナリスト,作家,活動家.デビュー作『ブランドなんか,いらない』は,企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとして世界的ベストセラーになった.アメリカのイラク戦争後の「復興」に群がる企業の行動に注目したことがきっかけとなった大著『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は,日本でも多くの読者に受け入れられた.本書『これがすべてを変える』を刊行後,2017年6月には,トランプ大統領の出現に黙ってはいられないとして No Is Not Enough を緊急出版した.2016年,シドニー平和賞受賞.2017年に調査報道を手がける米ネット・メディア「インターセプト」に上級特派員として参加,他に『ガーディアン』『ネーション』などさまざまな媒体で記事を執筆している.

書評情報

週刊読書人 2017年11月24日
図書新聞 2017年11月18日
信濃毎日新聞 2017年10月29日
朝日新聞(朝刊) 2017年10月15日
中國新聞 2017年10月15日
愛媛新聞 2017年10月15日
山梨日日新聞 2017年10月8日
熊本日日新聞 2017年10月8日
日本農業新聞 2017年10月1日
日刊ゲンダイ 2017年9月13日
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