残像のモダニズム

「共感のヒューマニズム」をめざして

建築とは人間を知る旅でもある――

残像のモダニズム
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著者 槇 文彦
ジャンル 書籍 > 単行本 > 建築
刊行日 2017/09/21
ISBN 9784000230650
Cコード 0052
体裁 A5 ・ 上製 ・ カバー ・ 344頁
定価 本体5,200円+税
在庫 在庫あり
半世紀を越す創作と思索のすえに筆者が見出した,「空間・時間・建築」の哲学を余すことなく伝える待望の論集.書き下ろし「変貌する建築家の生態」のほか,モダニストの先人たちとの対話,新国立競技場案を巡る一連の論考も収める.
序文

Ⅰ 「漂うモダニズム」その後
 変貌する建築家の生態
 応答「漂うモダニズム」に応える
 Another Utopia

Ⅱ モダニズム 回想と証言
 インタビュー I ・M ・ペイ―― 次世代におくるメッセージ
 インタビュー ルシオ・コスタ――ブラジリア 時が育んだ都市の「根」
 コルビュジエの『輝ける都市』
 ハーヴァード大学「都市デザイン会議」でのジェイン・ジェイコブズ

Ⅲ 出会い・記憶・旅―― 蒼生のころへ
 オマージュとしての建築
 旅とはなにか
 私の蒼生のころの歴史
 パナティナイコとの出会い
 第三走者・阪田誠造
 空間と人間―― 追悼・宇佐美圭司
 朝倉徳道さんを偲んで

Ⅳ 東京 ヒューマンな都市づくり
 都市のDNA
 細粒都市東京とその将来像
 ミニコミュニティ・プランニング――明日の東京と建築家
 都市に潜在する情景

Ⅴ 新国立競技場問題が残した問い
 新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える
 それでも我々は主張し続ける――新国立競技場案について
 座談会「宴」のあと

Ⅵ 新しいヒューマニズムの建築をめざして
 群造形――その四五年の軌跡
 空間・時間・建築
 つくり、書いてきた半世紀をふりかえって

初出一覧
あとがき
槇 文彦(まき ふみひこ)
建築家.一九二八年東京都生まれ.東京大学工学部建築学科卒業,ハーヴァード大学大学院デザイン学部修士課程修了.その後ワシントン大学,ハーヴァード大学,東京大学で教壇に立つ.現在,槇総合計画事務所代表.
主な作品にヒルサイドテラス+ウエスト,岩崎美術館,スパイラル,京都国立近代美術館,幕張メッセ,慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス,風の丘葬斎場,MITメディアラボ,4WTCなど.日本建築学会賞,高松宮殿下記念世界文化賞,プリツカー賞,AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダルほか受賞多数.文化功労者(二〇一三年).
著書に『見えがくれする都市――江戸から東京へ』(共著,鹿島SD選書),『記憶の形象――都市と建築との間で』(筑摩書房),『漂うモダニズム』(左右社) ,  『応答 漂うモダニズム』(共編著,左右社),『建築から都市を,都市から建築を考える』(聞き手・松隈洋,岩波書店)ほか.

書評情報

東京新聞(朝刊) 2017年11月5日
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