イギリス現代史

EU離脱に揺れる今を考えるための,歴史的思考軸

イギリス現代史
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著者 長谷川 貴彦
通し番号 新赤版 1677
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 世界史
刊行日 2017/09/20
ISBN 9784004316770
Cコード 0222
体裁 新書 ・ 224頁
定価 本体780円+税
在庫 在庫あり
第二次世界大戦を起点とする福祉国家体制の形成,「英国病」とサッチャリズム,そして現在へ,戦後イギリスのあゆみを描く通史.政治・経済のみならず,国際関係や,階級・文化をめぐる社会変容にも着目し,多角的な現代史像を提示する.EU離脱に揺れるイギリスの〈いま〉を考えるためにも求められる,歴史的な思考軸.
序 章 現代史への視座

第一章 福祉国家の誕生―― 一九四〇年代
 1 起点としての第二次世界大戦
 2 一九四五年の精神
 3 戦後再建

第二章 「豊かな社会」への変貌―― 一九五〇年代
 1 コンセンサスの政治
 2 帝国からヨーロッパへ
 3 「豊かさ」の政治経済学

第三章 文化革命の時代―― 一九六〇年代
 1 文化革命
 2 近代化戦略
 3 「衰退」と「進歩」のあいだで

第四章 「英国病」の実像―― 一九七〇年代
 1 英国病
 2 モラル・パニック
 3 不満の冬

第五章 サッチャリズム―― 一九八〇‐一九九〇年代
 1 サッチャーの登場
 2 サッチャーの勝利
 3 サッチャーの退場

第六章 「第三の道」――一九九〇―二〇〇〇年代
 1 中道政治の再編
 2 第三の道
 3 危機の時代

第七章 岐路に立つイギリス―― 二〇一〇年代
 1 緊縮政策
 2 レファレンダム
 3 展 望

あとがき
参考文献
年 表
長谷川貴彦(はせがわ たかひこ)
1963年生まれ.
現在―北海道大学大学院文学研究科教授.
専攻―近現代イギリス史,歴史理論.
著書―『現代歴史学への展望』(岩波書店),『イギリス福祉国家の歴史的源流』(東京大学出版会),『産業革命』(山川出版社),ハント『グローバル時代の歴史学』(訳,岩波書店),バーク『文化史とは何か』(訳,法政大学出版局),ローズ『ジェンダー史とは何か』(共訳,法政大学出版局),ステッドマン・ジョーンズ『階級という言語』(訳,刀水書房) ほか

書評情報

週刊東洋経済 2017年11月4日号
朝日新聞(朝刊) 2017年10月15日
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