新刊

バザーリア講演録 自由こそ治療だ!

イタリア精神保健ことはじめ

世界に先駆けて精神病院の廃止を訴えたフランコ・バザーリア.そのラディカルで人間味溢れる思想と実践の全貌を自ら語る.

バザーリア講演録 自由こそ治療だ!
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著者 フランコ・バザーリア , 大熊 一夫 , 大内 紀彦 , 鈴木 鉄忠 , 梶原 徹
ジャンル 書籍 > 単行本 > 社会
刊行日 2017/10/06
ISBN 9784000244855
Cコード 0036
体裁 四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 280頁
定価 本体2,900円+税
在庫 在庫あり
世界に先駆けて精神病院をなくし,開かれた地域精神保健を実現したイタリア.その改革をリードしたのが精神科医フランコ・バザーリアだ.ラディカルで人間味溢れる思想と実践の全貌が,自らの口から,聴衆たちの疑問や批判にも応えながら分かりやすく語られる.この国の精神保健の未来を描くために必要な知と技がここに!
はしがき (フランカ・オンガロ・バザーリア)

日本語版序文
どのようにして不可能を可能にしたのか(マリア・グラツィア・ジャンニケッダ) 
  
第1部 治療と自由――サンパウロ講演
 第1章 精神医療は自由の道具か抑圧の道具か
 第2章 地域社会における精神医療チームの活動
 第3章 精神医療施設についての批判的分析
 第4章 公共医療における精神医療の統合
 第5章 社会構造と健康と精神病

第2部 医療と権力――リオデジャネイロ講演
 第6章 精神病院における権力と暴力
 第7章 抑圧と精神病
 第8章 科学と人間的欲求への犯罪視
 第9章 国家権力と精神医療

第3部 もう一つの道――ベロオリゾンテ講演
 第10章 ベロオリゾンテへの二つの旅
 第11章 精神医療と民衆の参加
 第12章 精神保健の取り組みにおける代替案
 第13章 精神医療と政治――バルバセーナ精神病院
 第14章 精神医療における「公」と「私」

解説 ブラジル講演は精神病院病ニッポンへの贈り物 (大熊一夫)
訳者あとがき (鈴木鉄忠・大内紀彦)
資料 「一八〇号法」とは何か
フランコ・バザーリア――その生涯と著作
フランコ・バザーリア(Franco Basaglia)
1924年,ヴェネツィア生まれ.精神科医.1960-70年代,精神病院長を務めたゴリツィアやトリエステを拠点に,精神病院の廃絶と地域密着型サービスの創設に尽力した.イタリア社会全体を巻き込んだ反施設の闘いは,精神保健改革法(通称バザーリア法)として結実した.1980年没.

大熊一夫(おおくま かずお)
1937 年生.ジャーナリスト.著書に『ルポ・精神病棟』『精神病院を捨てたイタリア,捨てない日本』など.

大内紀彦(おおうち としひこ)
1976 年生.特別支援学校に勤務.専門は特別支援教育.訳書に『精神病院のない社会をめざして バザーリア伝』.

鈴木鉄忠(すずき てつただ)
1978 年生.中央大学兼任講師.専門は地域社会学.訳書に『精神病院のない社会をめざして バザーリア伝』.

梶原 徹(かじわら とおる)
1948 年生.南埼玉病院,阿南病院,陽和病院を経て,浜田クリニック院長.精神科医.
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