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書物の宮殿

1919年生まれの現役作家が,同時代作家や様々な古典から,友人の声を聞きだすようにして,書くことと生きることをめぐって綴る.

書物の宮殿
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著者 ロジェ・グルニエ , 宮下 志朗
ジャンル 書籍 > 単行本 > 文学・文学論
刊行日 2017/10/24
ISBN 9784000612234
Cコード 0098
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 208頁
定価 本体2,700円+税
在庫 未刊・予約受付中
「待つこと」が大きな役割を果たしている小説とは.作品理解に作家の「私生活」を知るのは有効か.広く芸術における「未完成」とは.さらには,「書くこと」とは生きる理由となるのか――.1919年生まれの現役作家が,同時代の作家たちや様々な古典から,親しい友人の声を聞きだすようにして想いを自在に巡らせた9本のエッセイ.
「詩人たちの国」  
待つことと永遠  
おさらばすること  
私生活  
またしても,愛を書く  
歯医者での三〇分  
未完成  
まだなにか,いっておくべきことがあるのか?  
愛されるために  

訳者あとがき  
ロジェ・グルニエ Roger Grenier
フランスの小説家・ジャーナリスト・放送作家.
1919年9月19日,ノルマンディー生まれ.《コンバ》紙の記者,《フランス・ソワール》紙編集部を経て,1963 年からガリマール社編集委員.小説:『シネロマン』(白水社),『黒いピエロ』『六月の長い一日』(以上,みすず書房)など.
エッセイ:本書訳者による『ユリシーズの涙』『写真の秘密』『パリはわが町』(以上,みすず書房)のほか,『チェーホフの感じ』(みすず書房),『フィッツジェラルドの午前三時』(白水社)など.

宮下志朗(みやした しろう)
1947年東京生まれ.東京大学名誉教授.放送大学特任教授.専攻はルネサンス文学・書物の文化史.
著書:『神をも騙す──中世・ルネサンスの笑いと嘲笑文学』『カラー版書物史への扉』(以上,岩波書店),『本の都市リヨン』(晶文社,大佛次郎賞),『ラブレー周遊記』(東京大学出版会),『パリ歴史探偵術』(講談社現代新書)など.
訳書:ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(全5巻,ちくま文庫,読売文学賞・日仏翻訳文学賞),モンテーニュ『エセー』(全7巻,白水社),ナタリー・Z・デーヴィス『贈与の文化史──16世紀フランスにおける』(みすず書房)など.
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