中国が愛を知ったころ 張愛玲短篇選

逃れえぬ想いの先に,彼女たちは何を見たのか.中国文学の美しき巨星,張愛玲,珠玉の三作品.

中国が愛を知ったころ 張愛玲短篇選
このエントリーをはてなブックマークに追加
著者 張 愛玲 , 濱田 麻矢
ジャンル 書籍 > 単行本 > 文学・文学論
刊行日 2017/10/25
ISBN 9784000238922
Cコード 0097
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 192頁
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
「公平? 人と人との関係に,公平なんて二文字はもともとありえないわ.」逃れえぬ想いの先に,彼女たちは何を見たのか.家族制度と自由恋愛.感情と経済.せめぎあう愛のかたちとそのゆくえ.フェミニズム文学の嚆矢ともされる中国文学の美しき巨星にして,中華圏で現在も熱狂的に読み継がれている張愛玲(1920─95),珠玉の三作品.
沈香屑 第一炉香
中国が愛を知ったころ
同級生
張愛玲
1920年,李鴻章の外曽孫として上海に生まれる.富裕な家庭ながら両親の不仲と離婚に苦しめられた.香港大学に学ぶが,太平洋戦争勃発に遭って中退,日本占領下の上海に戻る.1943年,本書所収の「沈香屑 第一炉香」でデビューし,質量ともに抜きん出た小説創作で上海文壇を席巻した.1952年に出国,香港を経てアメリカに移住.1995年没.


濱田麻矢(はまだ まや)
1969年,兵庫県生まれ.神戸大学大学院人文学研究科准教授.京都大学大学院単位取得退学.研究テーマは中国現代文学,特に民国期小説の性別表象に興味を持つ.著訳書に『漂泊の叙事 一九四〇年代東アジアにおける分裂と接触』(共編,勉誠出版),黄錦樹『夢と豚と黎明』(共訳,人文書院).

書評情報

AERA KIDS 2017年冬号
週刊読書人 2017年12月1日
ページトップへ戻る