無辺光 片山幽雪聞書

至高の能役者,故片山幽雪師の芸は,どのような精神に支えられていたのか.不世出の名人の言葉の数々が,能の神髄を今に伝える.

無辺光 片山幽雪聞書
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著者 片山 幽雪 , 宮辻 政夫 聞き手 , 大谷 節子 聞き手
ジャンル 書籍 > 単行本 > 芸術
刊行日 2017/10/27
ISBN 9784000022323
Cコード 0074
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 304頁
定価 本体3,300円+税
在庫 在庫あり
至高の能役者,故片山幽雪師の芸は,どのような精神に支えられていたのか.「一つは残して冥土でやる」と言われる能の秘曲・三老女すべての舞台を勤め,最高位の秘曲である「関寺小町」を生涯に三度演じた不世出の名人,片山幽雪.その生前の言葉の数々が,能の神髄を今に伝える.
第一章 修業時代
第二章 京都観世会館
第三章 父,博通
第四章 片山九郎右衛門家の代々
第五章 日吉神社の「ひとり翁」
第六章 忘れ得ぬ人々
第七章 三十五番を語る
第八章 三老女

月に遊ぶ人――片山幽雪……………大谷節子
あとがき……………宮辻政夫
図版出典一覧
片山幽雪(かたやま ゆうせつ 1930-2015)
シテ方観世流能楽師.京都片山家九世当主.
1985年 九世片山九郎右衛門を襲名.
1995年 日本芸術院会員就任.
2001年 重要無形文化財保持者各個指定(人間国宝)認定.
2009年 文化功労者表彰.観世宗家より「雪号」と観世流の芸事総監督として「老分」を授与される.
2010年 片山幽雪を名乗る.

宮辻政夫(みやつじ まさお)
演劇評論家.元毎日新聞大阪本社学芸部専門編集委員.芸術選奨文部科学大臣賞審査選考委員,芸術祭審査委員などを歴任.
著書に『花のひと――孝夫から仁左衛門へ』(毎日新聞社,1999年),『京都南座物語』(毎日新聞社,2007年),『人形有情 吉田玉男文楽芸談聞き書き』(岩波書店,2008年),『狂言兄弟 千作・千之丞の八十七年』(毎日新聞社,2013年)など.

大谷節子(おおたに せつこ)
1960年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了.博士(文学).成城大学教授.神戸女子大学名誉教授.
著書に『世阿弥の中世』(岩波書店,2007年),論文に「世阿弥自筆本「カシワザキ」以前――宗牧独吟連歌注紙背「柏崎」をめぐって」(『国語国文』2014年12月号),「狂言「釣狐」と『無門関』第二則「百丈野狐」」(『禅からみた日本中世の文化と社会』ぺりかん社,2016年)など.

書評情報

毎日新聞(朝刊) 2017年11月26日
毎日新聞(京都版) 2017年11月12日
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