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日本の無戸籍者

戸籍の歴史は「無戸籍者の歴史」だった!

日本の無戸籍者
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著者 井戸 まさえ
通し番号 新赤版 1680
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 社会
刊行日 2017/10/20
ISBN 9784004316800
Cコード 0236
体裁 新書 ・ 256頁
定価 本体840円+税
在庫 未刊・予約受付中
少なくとも一万人は存在するとされる日本の無戸籍者.女性の再婚禁止や嫡出規定など明治から続く民法の壁に加え,貧困などで出生届が出されないことがその原因だ.しかし,戦争や災害による戸籍の大量滅失はいつでも起こりうる.戸籍制度の曖昧さ,もろさを無戸籍の歴史と多くの事例から考察する.
はじめに

第1章 「無戸籍問題」とは何か
 1 可視化される無戸籍者たち
 2 無戸籍者が生まれる六つの理由
 3 「無戸籍者」が「戸籍」を得る方法
 4 無戸籍のまま生きるということ

第2章 「法律」という壁
 1 法に退けられる子どもたち
 2 再婚禁止規定の矛盾

第3章 「戸籍」とは何か
 1 戸籍の歴史
 2 明治 近代戸籍制度の確立
 3 新憲法と戦後の戸籍
 4 無戸籍者の歴史

第4章 消えた戸籍を追って
 1 「戦争」と無戸籍
 2 旧樺太・サハリン 「本籍消滅」で無戸籍となった人々
 3 植民地と「戸籍」「国籍」
 4 災害と無戸籍

第5章 グローバリゼーションと戸籍
 1 「戸籍」と「国籍」
 2 各国の二重国籍問題

第6章 「戸籍」がなくなる日
 1 「明治的支配」と「無戸籍」
 2 日本の「非戸籍者」
 3 戸籍の近代化と無戸籍
 4 ジェンダーと戸籍
 5 失われていく機能

参考文献
おわりに253
井戸まさえ(いど まさえ)
1965年生まれ.東京女子大学卒業.松下政経塾9期生.5児の母.東洋経済新報社記者を経て,経済ジャーナリストとして独立.兵庫県議会議員(2期).衆議院議員(1期).NPO法人「親子法改正研究会」代表理事,「民法772条による無戸籍児家族の会」代表として無戸籍問題,特別養子縁組など,法の狭間で苦しむ人々の支援を行っている.
著書―『無戸籍の日本人』(集英社)『子どもの教養の育て方』『小学校社会科の教科書で,政治の基礎知識をいっきに身につける』(東洋経済新報社,共著).
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