はじめての八十歳

八十歳を迎え,脳裏に浮かぶ事象を,筆の向くまま綴ってみた.縦横無尽,御意見無用のエッセイ集.

はじめての八十歳
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著者 山藤 章二
ジャンル 書籍 > 単行本 > 評論・エッセイ
刊行日 2017/12/21
ISBN 9784000244862
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 128頁
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
膝の手術のため,はじめて長期入院.「ブラックアングル」もはじめて休載.そして迎えた八十歳.おや,今までとは違う世界が見えてきた.退院後に連載復活,脳裏に浮かんだあれこれを,筆の向くまま綴り始めたら止まらない.辛辣でありながらユーモラス,御存知ヤマフジ節は健在である.縦横無尽,御意見無用のエッセイ集.
気がつけば「わけのわからんこと」だらけ
 はじめての八十歳

必要のない情報に一喜一憂するのはつまらん
 台風を考えた
 知るを考えた
 変形を考えた
 語彙を考えた
 天職を考えた
 五感を考えた
 分類を考えた
 父親を考えた

「論より感覚」こそが偏屈哲学の面白さ
 川柳を考えた
 カネを考えた
 交替を考えた
 鶴瓶を考えた
 踊りを考えた
 義父を考えた

以前は〝虫の眼〟で,今は〝鳥の眼〟で世相を眺め見る
 高校野球を考えた
 煙草を考えた
 貧富を考えた
 ダメを考えた
 復活を考えた
 芸人の次を考えた
 三を考えた
 ゲームを考えた

私,ただいま極めてシアワセな老人です
 スポーツを考えた
 痩身を考えた
 帰属を考えた
 非日常を考えた
 高層を考えた
 表現について考えた

あとがき
山藤章二(やまふじ しょうじ)
1937年東京生まれ.武蔵野美術学校デザイン科卒業.広告会社をへて,64年独立.講談社出版文化賞(70年),文藝春秋漫画賞(71年),菊池寛賞(83年)などを受賞.04年,紫綬褒章受章.主な著書に『山藤章二のブラック・アングル25年全体重』(朝日新聞社),『アタクシ絵日記忘月忘日』1〜8(文春文庫),『山藤章二イラストレーション器用貧乏』(徳間書店),『山藤章二戯画街道』(美術出版社),『山藤章二の顔事典』(朝日文庫),『対談「笑い」の構造』『対談「笑い」の解体』『対談「笑い」の混沌』『山藤章二のずれずれ草「世間がヘン」』『駄句だくさん』(以上,講談社),『カラー版似顔絵』『ヘタウマ文化論』(以上,岩波新書),『まあ,そこへお坐り』『論よりダンゴ』『自分史ときどき昭和史』『老いては自分に従え』(以上,岩波書店)など.

書評情報

週刊新潮 2018年2月22日号
日本経済新聞(朝刊) 2018年1月20日
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