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科学者と軍事研究

科学者と軍事研究
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著者 池内 了
通し番号 新赤版 1694
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 自然科学
刊行日 2017/12/20
ISBN 9784004316947
Cコード 0240
体裁 新書 ・ 224頁
定価 本体780円+税
在庫 未刊・予約受付中
防衛省と大学との共同研究に道を開いた安全保障技術研究推進制度.発足後わずか三年で一〇〇億円規模にまで増えた予算を背景に,大学での軍事研究がいよいよ本格化しつつある.潤沢な研究費と引き替えに,科学者は何を失うことになるのか.全国各地の大学で議論のきっかけを生んだ『科学者と戦争』の続編.
はじめに

第1章 安全保障技術研究推進制度について
 1 過去二年間の応募・採択の推移
 2 二〇一七年度の一一〇億円の予算
 3 二〇一七年度の募集
 4 二〇一七年度の採択結果と防衛省のねらい

第2章 日本学術会議の態度表明
 1 日本学術会議の会員選出法の変遷
 2 「安全保障と学術に関する検討委員会」の議論
 3 日本学術会議の「声明」と「報告」

第3章 軍事化する日本の科学
 1 進行するさまざまな軍事協力
 2 軍事大国への道
 3 「大学改革」の方向づけ

第4章 研究者の軍事研究推進論
 1 デュアルユース論について
 2 自衛論について
 3 研究費不足の実態
 4 工学系の研究費問題
 5 特許に関連して

終 章 「国家安全保障戦略」と科学技術政策の関係

参考文献
あとがき
池内 了(いけうちさとる)
1944年兵庫県生まれ
総合研究大学院大学名誉教授,名古屋大学名誉教授
専攻―宇宙論・銀河物理学,科学・技術・社会論
著書―『科学者と戦争』『疑似科学入門』ともに岩波新書,『科学の考え方・学び方』岩波ジュニア新書,『科学のこれまで、科学のこれから』岩波ブックレット,『大学と科学の岐路―大学の変容、原発事故、軍学共同をめぐって』リーダーズノート出版,『科学・技術と現代社会』みすず書房,『物理学者池内了×宗教学者島薗進科学・技術の危機再生のための対話』合同出版,ほか多数
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