女王ロアーナ,神秘の炎 (下)

(全2巻)

エーコの赤裸々な妄想と姿態が晒される衝撃の超・小説.著者初の自伝的語りと展開は幾通りにも読み解きを促す.

女王ロアーナ,神秘の炎 (下)
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著者 ウンベルト・エーコ , 和田 忠彦
ジャンル 書籍 > 単行本 > 文学・文学論
刊行日 2018/01/18
ISBN 9784000259316
Cコード 0097
体裁 4-6変 ・ 上製 ・ カバー ・ 280頁
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
「あなたお名前は?」記憶喪失から自分を取り戻すことはできるのか.取り戻したとしてそれは本当に自分なのか.エーコの赤裸々な妄想と姿態が晒される衝撃の超・小説.戦中戦後イタリア文化史的レベルの図版を満載した異色の本であり,また,著者初の自伝的語りと展開は幾通りにも読み解きを促す.エーコ畢生の神秘の技法,大団円.四色刷.(全2冊)
第2部 紙の記憶 UNA MEMORIA DI CARTA
 11. あのカポカバーナで
 12. いまに素晴らしいことが起きる
 13. 色白の可愛いお嬢さん
 14. 三つ薔薇ホテル

第3部 OI NOΣTOI 帰還
 15. わが友霧よ、ついに戻ってきたな!
 16. 風が鳴る
 17. 賢明な若者
 18. きみは太陽のように美しい

引用・図版原典一覧

訳者解説――ロアーナの炎あるいは記憶の在処をめぐる旅


【上巻目次】

第1部 事故 L’INCIDENTE
 1. いちばん残酷な月
 2. 葉のそよぎ
 3. 誰かがおまえの花を摘むだろう
 4. ぼくはひとりで町をゆく

第2部 紙の記憶 UNA MEMORIA DI CARTA
 5. クララベル・カウの宝物
 6.『最新版メルツィ』
 7. 屋根裏部屋の8 日間
 8. ラジオの時代
 9. けれどピッポは知らない
 10. 錬金術師の塔
ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)
1932 年,北イタリアのアレッサンドリアに生まれる.記号論や中世美学などにおける世界的知識人.評論・創作に幅広く活躍したほか,1980年に初めての小説『薔薇の名前』を発表,世界的ベストセラーになる.著書に『記号論』『永遠のファシズム』『完全言語の探求』『美の歴史』『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』『ウンベルト・エーコの小説講座』ほか,小説に『フーコーの振り子』『前日島』『バウドリーノ』『プラハの墓地』.2016年死去.

和田忠彦(わだ ただひこ)
1952年生まれ.東京外国語大学名誉教授.専攻はイタリア近現代文学,文化芸術論.著書に『声,意味ではなく』『タブッキをめぐる九つの断章』『遠まわりして聴く』ほか.エーコ,タブッキ,カルヴィーノをはじめ,多数の翻訳書がある.

書評情報

本の雑誌 2018年4月号
日本経済新聞 2018年3月31日
婦人公論 2018年4月10日号
東京新聞 2018年2月25日
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