茶と琉球人

近世琉球で,はたしてどのようなモノが,どこで生産され,誰が流通をにない,どのように消費されていたのか.モノからみた琉球史!

茶と琉球人
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著者 武井 弘一
通し番号 新赤版 1700
ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 日本史
刊行日 2018/01/19
ISBN 9784004317005
Cコード 0221
体裁 新書 ・ 224頁
定価 本体780円+税
在庫 在庫あり
近世琉球で,どのようなモノが,どこで生産され,誰が流通をにない,どのように消費されていたのか.大国の狭間で翻弄されつつも,日常的に茶をたしなみ,“ゆたかに”農業型社会を築いていた人びとの暮らしぶりは? 「庶民の姿」と多様な「地域性」とに焦点を当て,「薩摩の世」時代の沖縄の自立を問う.いわばモノからみた琉球史!
はじめに

序 章 近世琉球の幕あけ
 1 足元からみた琉球国
 2 薩摩の琉球侵攻
 3 琉球人のしたたかな計略

第一章 琉球人の自然への営みと茶
 1 蔡温の登場
 2 浦添間切と百姓の暮らし
 3 近世琉球の自然環境と茶

第二章 球磨茶がたどった道
 1 茶はどこから
 2 琉球人が愛した茶
 3 球磨茶に飛びついた者たち

第三章 琉球における茶の消費
 1 士族への茶の広まり
 2 琉球社会の変容
 3 茶の出土品は語る

終 章 近世琉球の“自立”とは何か
 1 茶の生産者に思いをはせて
 2 モノからみた琉球史
 3 近世琉球の“自立”を問う

おわりに

主要参考文献・史料
図版一覧
あとがき
武井弘一(たけい こういち)
1971年,熊本県人吉市生まれ.
琉球大学法文学部准教授.
東京学芸大学大学院修士課程修了.専門は日本近世史,とくに江戸時代の村社会と自然環境の研究.2016年,『江戸日本の転換点』で第4回河合隼雄学芸賞受賞.
著書―『江戸日本の転換点―水田の激増は何をもたらしたか』(NHK 出版,2015年)『鉄砲を手放さなかった百姓たち―刀狩りから幕末まで』(朝日新聞出版,2010年)など

書評情報

茶書通鑑 第48号(2018年5月発行)
日本農業新聞 2018年5月6日
熊本日日新聞 2018年4月30日
河北新報 2018年3月25日
信濃毎日新聞 2018年3月18日
琉球新報 2018年3月5日
熊本日日新聞 2018年3月5日
朝日新聞(朝刊) 2018年3月4日
西日本新聞 2018年2月25日
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