〈仏典をよむ〉 2

真理のことば

人の生きる指針を説く初期仏教の聖典の数々

真理のことば
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著者 中村 元 , 前田 專學 監修
通し番号 学術374
ジャンル 書籍 > 岩波現代文庫 > 学術
シリーズ 〈仏典をよむ〉
刊行日 2018/02/16
ISBN 9784006003746
Cコード 0115
体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 224頁
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
原始仏典のなかでもっとも有名な「法句経(ダンマパダ)」,ブッダの弟子である僧・尼僧の告白「テーラガーター」「テーリーガーター」,在家信者の心得を説いた「シンガーラへの教え」,仏教王アショーカの詔勅,ギリシア王と高僧との討論として名高い「ミリンダ王の問い」など,仏教興隆期の重要な経典を仏教学の泰斗がわかりやすく解説.(全4冊)
はじめに――本シリーズの成り立ち
凡 例

第6回 真理のことば――『ダンマパダ』(『法句経』)
 ものごとは心にもとづく
 つとめはげむこと
 花にちなんだ詩句
 愚かな者と真理を喜ぶ人
 善と悪について

第7回 仏弟子の告白・尼僧の告白――『テーラガーター』・『テーリーガーター』
 二つの詩集
 スニータ長老の告白
 人生の悲惨に苦しんだ尼僧
 チャンダー尼僧の告白
 もと遊女たちの告白
 結婚に失敗した豪商の娘

第8回 人間関係――『シンガーラへの教え』(1)
 方角を拝むときの心
 父母と子の守るべきこと
 師弟関係の礼儀と心得
 妻への奉仕と夫の心がまえ
 友人・朋輩につくす
 主人と奴僕・傭人
 修行者・バラモンに対して

第9回 生きていく道――『シンガーラへの教え』(2)
 十四の罪悪からの離脱
 四つの行為の汚れと四つの悪い行為
 財を散ずる六つの門戸
 友人について
 シンガーラの称讃

第10回 アショーカ王のことば――岩石詔勅
 石柱の発見と解読
 悔恨を語る帝王
 法の勝利を求めて
 病院と薬草栽培
 一切の宗教の存在意義を認める

第11回 ギリシア思想との対決――『ミリンダ王の問い』
 ミリンダ王の登場
 名前の問い――実体としての人格的個体の否認
 対論を成立せしめる基盤
 究極の理想の境地――涅槃は完全な無か?
 すべての人は涅槃を得るか?
 涅槃の安楽をいかに知るか?
 念仏による救い

解 説……………前田專學
 本書で扱われている仏典
 人間の真理を説く

〈仏典をよむ〉岩波現代文庫版刊行によせて……………前田專學
中村 元(なかむら はじめ)
1912-99年.東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業.東京大学名誉教授.東方研究会・東方学院を創設.著書に『中村元選集』(春秋社),訳書に『ブッダのことば』『ブッダ最後の旅』(以上,岩波文庫)ほか多数.日本学士院会員・文化勲章・勲一等瑞宝章受章.

前田 專學(まえだ せんがく)
1931年生まれ.東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業.東京大学名誉教授.著書に『ブッダ』(春秋社),訳書『ウパデーシャ・サーハスリー』(岩波文庫)など.日本学士院賞受賞.現在,東方学院長として活動.

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